第６師団は、３月２５日、神町駐屯地において、３月２６日付で富士学校長に着任した「第４０代師団長　蛭川利幸陸将」の離任行事を行いました。
　蛭川陸将は、第４０代師団長として平成３１年４月に着任、統率方針を「任務の完遂」、要望事項を「信頼」（「左右の信頼」「上下の信頼」「地域との信頼」）として、２年間にわたり師団を指揮・統率しました。この間、平成３１年３月に新編した第２２即応機動連隊の戦力化訓練、師団訓練検閲、各種競技会を実施するなど、第６師団の更なる精強化を図りました。また、災害対処においては、令和元年６月の山形県沖地震、令和元年１０月の「令和元年度東日本台風（台風第１９号）」、新型コロナウイルス感染症に係る災害派遣など、各種災害派遣活動の指揮を執り、事態に即応した行動により民生の安定に寄与しました。
　また、「やまがた特命観光・つや姫大使」として、山形県のブランド米「つや姫」や山形県の魅力を多くの人に発信しました。
　離任行事では、「２年間、オペレーションはもとより、練成訓練等様々な業務において、皆の協力と頑張りによって、一つ一つの任務が達成できた。緊張感のある２年間だったが、非常に快適で仕事のしやすい２年間だった。本当にありがとう。」と、離任の辞を述べ、第６師団を後にしました。