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令和3年度第2次師団訓練検閲

 第6師団は、令和3年10月18日から26日までの間、王城寺原演習場及び同周辺において5個部隊に対して「令和3年度第2次師団訓練検閲」を実施しました。 本訓練検閲は、第20普通科連隊、第6高射特科大隊、第6通信大隊、第6師団司令部付隊及び第6音楽隊に対して師団の防御における部隊の行動を評価してその進歩・向上を促しました。
 鬼頭師団長は訓練開始式において、「指揮の要訣の実践」「部隊の戦闘力の最大限発揮」「安全管理・健康管理の徹底」の3点を要望しました。
 各部隊は、計画に基づき車両行進により、第20普通科連隊は約40kmの徒歩行進により陣地地域に進入し、それぞれの陣地地域の安全化を図った後、約4日間にわたる防御準備に移行しました。
 平均気温が10度を下回り、断続的に降る秋雨の中、各部隊は不断の警戒をしつつ堅固な築城により頑強な防御陣地を完成させました。
 防御戦闘間においては、各級指揮官は流動的な戦況を的確に把握して適時適切な命令を与えるとともに、隊員は仲間を信頼し一致団結して与えられた任務を完遂することが出来ました。
 鬼頭師団長は、講評において「強靭不屈な敢闘精神を目の当たりにし、大変心強く感じた。更に練成を積み重ね前進することを期待する」と述べました。

訓練開始式
第20普通科連隊
第6高射特科大隊
第6通信大隊
司令部付隊及び第6音楽隊