師団の活動へ   
   
着実に戦力化を推進
〜令和2年度師団長が指導する第22即応機動連隊の訓練〜

 第6師団(師団長・蛭川陸将)は、令和2年8月14日から24日までの間、東富士演習場において師団長が指導する第22即応機動連隊の訓練を実施した。
 本訓練は、師団の統制の下、第22即応機動連隊(連隊長・石井1佐)の現段階における戦力化の状況を確認するとともに、更なる練度の向上を図ることを目的として実施した。
 訓練参加部隊は、数次の梯隊に分かれて多賀城及び大和駐屯地を出発、約500Kmに及ぶ長距離機動に引き続き、作戦地域に進入して師団の先遣部隊としての一連の戦術行動を演練した。
 連隊は、流動的に変化する状況の中、ネットワークを活用した状況図(CIP/COP)を基に戦機を捉え、敵警戒部隊を速やかに駆逐して主戦闘地域の前縁を解明するとともに、師団の超越を支援して任務を完遂した。
 師団は、引き続き、来年度末の戦力化完整に向けて第22即応機動連隊の任務遂行能力の向上を図る。
 長距離機動中の16式機動戦闘車  射撃支援をする16式機動戦闘車
 10式ネットワークを使用して情報共有する小隊長
 攻撃前進する小銃小隊
 実弾射撃を実施する16式機動戦闘車