第6師団(師団長・蛭川陸将)は4月30日昼頃に山形県南陽市で発生した林野火災に伴う災害派遣活動を行いました。
4月30日に第6飛行隊(隊長・佐々木2佐)の多用途ヘリコプター(UH−1J)1機により、航空偵察活動を実施して状況の把握を行うとともに、第6師団司令部及び第20普通科連隊(連隊長・梶1佐)が現地対策本部(南陽スカイパーク)と南陽市役所に連絡員を派遣し、情報収集及び関係機関との連絡調整を行いました。
5月1日早朝から第6飛行隊のUH−1J1機による空域統制のもと、増強された第1ヘリコプター団(千葉県:木更津駐屯地)の輸送ヘリコプター(CH−47)2機が第6飛行隊の地上連絡員からの的確な誘導、パイロットの巧みな操縦によって空中消火を実施し、鎮圧に向かいました。UH−1Jによる上空から消火状況の確認、南陽市消防署の消防隊による地上から現場確認により、鎮火を確認、5月1日0930をもって災害派遣活動を終了しました。