第6師団(師団長・蛭川陸将)は、令和2年2月8日、天童市市民文化会館において「信頼〜心かよわせ〜」をテーマに「第15回第6師団音楽まつり」を開催した。
国歌斉唱に続き、第6音楽隊(隊長・松田1尉)の演奏に乗せて師団の活動映像をバックにした「フラッシング・ウィング」で華々しく幕を開けた音楽まつりは、隷下部隊から選抜された隊員で構成した師団らっぱ隊が軽快なドリル演奏を披露するとともに、福島・郡山駐屯地の音楽クラブの演奏に合わせ第20普通科連隊が自衛官らしい力強くキレのある花笠踊りで観衆を魅了し、船岡駐屯地の第2施設団第312ダンプ中隊の船岡さくら太鼓が迫力ある太鼓の音を響かせた。また、賛助出演として参加した地元天童市の山形県立天童高等学校ダンス部は、幾度も全国大会に出場する実力を遺憾なく発揮し、キレのあるダンスや第6音楽隊の演奏による「パプリカ」を踊り、会場を盛り上げるとともに、スティールパンバンド・パンチェリッシュが軽やかなメロディを、天童市立第一中学校吹奏学部は、第6音楽隊との合同演奏で若さ溢れる音楽を奏でた。
フィナーレでは、出演者全員が来場者とともに「風が吹いている」を合唱し、会場全体が温かい雰囲気と大きな拍手に包まれ、隊員と観衆が心をかよわせ一体感を醸成して、音楽まつりは幕を閉じた。