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機動・展開能力を強化
〜令和元年度協同転地演習〜
 第6師団(師団長・蛭川陸将)では、7月8日から19日までの間、民間を含む各種輸送力を活用した、陸路・海路による東北地区から九州や奄美大島への長距離戦略機動訓練を実施した。
 この訓練は各種事態に即応し、実効的かつ機動的に対処し得る能力の向上、特に「機動・展開能力の強化」を図ることを目的としたものであり、師団は「防衛大綱」「中期防」に示す、南西地域への迅速な部隊展開を実動により訓練し、機動に引き続き、他の方面隊等に所在する部隊と連携した各種訓練を実施した。22即応機動連隊(連隊長・大場1佐)を基幹とした機動展開訓練では、東北から九州までの長距離を機動し、さらに連隊先遣部隊は鹿児島港から海路(民間フェリー)で奄美大島へ渡り、高射特科部隊と協同して中距離地対空誘導弾発射装置の安全を確保する防護訓練を、主力部隊は大分県の日出生台演習場で16式機動戦闘車によるスラロー走行を行いながらの実弾射撃訓練を実施した。慣れない地域での長期間・長距離にわたる訓練であったが、部隊及び隊員らは綿密な準備・計画のもと、一件の事故もなく任務を完遂して無事に駐屯地へ帰隊した。

 第6師団は今後も、機動師団としての任務を完遂するべく機動展開能力の強化を進めていく。


九州に向け移動する第22即応機動連隊の車列
フェリーに乗船する先遣の第3中隊 奄美大島に到着し一路奄美駐屯地へ
訓練の視察をする滝澤副師団長 安全を確保しながら前進
奄美駐屯地における中距離地対空誘導弾の防護訓練
多くの報道陣が取材に訪れてくれた
日出生台演習場での機動戦闘車隊の16式機動戦闘車の実弾射撃
陸路と海路で多賀城・大和駐屯地へ帰還する即機連の部隊
   
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