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空中消火と熱源監視に活躍
〜山形県米沢市山林火災災害派遣〜
 第6師団(師団長・蛭川陸将)は5月14日と15日に、山形県米沢市で発生した山林火災対して災害派遣活動を行った。

火災は13日昼頃に発生。第20普通科連隊(連隊長・梶1佐)は県庁や米沢市役所等に連絡員を派遣して情報収集にあたった。消火活動は当初消防隊が隣県の防災ヘリコプターも交えて行うも、現場に立ち入ることが困難なために鎮火までには至らず、翌14日に山形県知事から災害派遣の要請を受けた。

師団は連絡員を現場に派遣し迅速に地元消防隊と連携、第6飛行隊(隊長・峰松2佐)の3機のUH‐1Jをもって、空中消火活動を実施、14日夕には火勢がなくなったものの、翌15日も活動は継続された。この間、地上部隊の手が届かない場所において燻り続けている場所があったが、消防との確実な連携と地上連絡員からの的確な誘導、パイロットの巧みな放水作業によって鎮圧に向かった。最終的には近距離暗視装置及び消防隊の地上部隊による現場確認の結果、無事に鎮火に至った。

現地対策本部での状況確認 現場付近にて消防隊と調整
近傍のダムからの取水 空中消火活動をするUH−1J
消防隊と連携し、上空から鎮火状況を確認
   
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