第6師団(師団長・蛭川陸将)及び神町駐屯地(駐屯地司令・滝澤陸将補)は、桜の芽吹き始めた4月14日、山形県東根市の神町駐屯地において「第6師団57周年・神町駐屯地63周年創立記念行事」を挙行した。
観閲式において師団長は、来場者の方々に感謝の言葉を述べるとともに「私たちの任務は「わが国の平和と独立」そして「国民の生命と財産」を断固として守り抜くことであり、如何なる任務も完遂し得るよう努力していくことを誓います」と、式辞を述べた。
観閲行進では、滝澤陸将補以下958名、最新装備の16式機動戦闘車や中距離多目的誘導弾をはじめとした149両の車両と航空機5機が行進し、機動師団として生まれ変わった第6師団の威容と真姿を披露するとともに、即応機動連隊による諸職種協同の戦闘訓練展示が行われ、会場となった中央営庭では機動戦闘車の射撃や火砲の轟音が響き、隊員が空地の掩護下で敵陣地に突撃していく大迫力の展示に、観客席からは大歓声と盛大な拍手が寄せられた。
県内外から訪れた約11,000人の来場者は他にも、車両等の体験搭乗、装備品展示など、自衛隊ならではのイベントだけでなく、南東北3県から出店された売店なども楽しみ、郷土と共に歩む第6師団に対する理解と信頼、親近感を深めていただいた。