「情報業務の質を高めるために」
〜連隊ICE訓練〜
 連隊は、令和6年2月26日から3月1日までの間、仙台駐屯地において「連隊ICE訓練(指揮所訓練支援センターにおける訓練)」を実施した。
 本訓練も、昨年7月に実施された連隊訓練検閲の成果を踏まえ、指揮幕僚活動、特に情報業務等の更なる練度向上を図ることを焦点として実施された。
 訓練は、情報部隊の展開に引き続く情報活動、連隊主力の攻撃と推移する状況を見据えた幕僚活動に係る演練をICEのシミュレーションを活用して実施されたが、ICEでは状況付与ができない敵の細部の行動を統裁部が補足する等、訓練の焦点である情報業務の充実・発展に必要な各種工夫がなされた。
 「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。」とある通り、敵を知ることは古来より戦いの基本であるものの、困難を伴う業務であるが、連隊第2科及び偵察小隊の各要員は、厳しい状況の中でも各人が密接に連携して業務の円滑化を図っていた。
 状況終了後の振り返りにおいては、敵の取る行動の一つ一つの意味を推測するため、各部隊の行動に興味をもって普段から知識を蓄えることの重要性等、各人が多くの教訓を得ていた。
 連隊は、今後も幕僚活動の向上に努めていく。
   
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