「日本から一万キロ!」
〜派遣海賊対処行動支援隊(第19次要員)帰国行事〜
 令和5年7月31日、神町駐屯地において「派遣海賊対処行動支援隊(第19次要員)」の帰国行事が、多くの御来賓、御家族らが出迎える中行われ、連隊から参加していた第1普通科中隊の古川1尉、本部管理中隊の亀山2尉の2名が無事に任務を完遂し、帰国した。
 日本から遥か1万km、世界一暑いといわれるジブチ共和国において、古川1尉は司令部運用幕僚として勤務し海上自衛隊部隊の支援等を、また亀山2尉は業務隊人事幹部として、来訪対応や隊員の手当、昇任・表彰などの業務をそれぞれ担当した。二人に感想を聞いたところ、古川1尉は「スーダンの情勢悪化に伴う対応はとても大変でしたが、邦人等の輸送支援を終えた後の感謝の言葉は何事にも代えがたいものでした。」亀山2尉は、「初めての人事業務で根拠・規則等に基づき業務を実施し、時差を考慮しつつの業務調整には苦労しました。」と晴れやかな表情でそれぞれの業務を振り返った。このように多忙な派遣任務の中でも、二人は時間を見つけては、世界で最も塩分濃度の高いアッサル湖をはじめジブチ国内の名所を巡ったり他国軍人等とのスポーツ交流等を楽しんだという。2名は改めて、今回の海外派遣を通じて得た多くの経験を、今後の訓練や実務に活かし、部隊に貢献していきたいと語った。
   
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