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「創意と執念の連隊訓練白河布引山において」
〜第2次連隊練成訓練〜 |
連隊は、令和5年5月18日から22日までの間、白河布引山演習場において、第2次連隊練成訓練を実施した。
本訓練は7月に予定されている師団訓練検閲(課目:防御)の受閲に向けた訓練であり、各部隊は数年ぶりの本格的な陣地防御の実施にあたり、創意と執念をもって取り組んだ。訓練開始の日、各部隊は連隊が装備する16式機動戦闘車や96式装輪装甲車を含む100両を超える各種車両により、多賀城駐屯地及び大和駐屯地を出発し、演習場に逐次進出すると、整斉円滑に集結地を占領して防御準備に着手した。初日は季節外れの猛暑、翌日は長時間の豪雨という厳しい気象条件のもと、隊員は黙々と陣地構築と障害構成に加え、視射界確保のため、生い茂った植生の伐開に取り組み、連隊合同炊事班による温かい食事で体力を回復させつつ、疲労困憊となりながらも示された時期までに工事を概成させた。
その後、部隊は攻撃役と防御役に分かれて相互に戦闘し、構築した陣地や障害の問題点を明らかにして次回の訓練に資する数多くの教訓を得た。連隊は、検閲本番までの残り僅かの練成期間を最大限に活用し、目標とする訓練練度への到達に努力していく。 |
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綿密な調整 |
敵との至近戦闘 |
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道路上の偵察 |
作戦中の炊事 |
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敵装甲車への射撃準備 |
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