「演習場整備と訓練を一体化」
〜令和4年度王城寺原演習場春季統一整備〜
 連隊は、令和4年5月12日〜19日までの間、隊員約350名をもって第2施設団が統制する「令和4年度王城寺原演習場春季統一整備」に参加しました。
 新緑の香りが清々しい王城寺原演習場(宮城県加美郡色麻町)において、連隊は割り当てられた整備地域の機能維持・向上を図り演習使用部隊等の安全を確保するとともに、演習場の長期安定使用を目的に整備を実施した他、より実践的かつ訓練目的に即したより良い訓練環境の構築のため、連隊独自で追加整備地域を設定し、整備後どのような状態にするのかというエンドステートをそれぞれの整備地域で確率して、効率的に各整備部隊を運用しました。
 また、連隊は、本整備を「作戦」及び「指揮所活動の練成の機会」と捉えて、連隊本部は各隊員が装備を整え、82式指揮通信車、96式装輪装甲車並びに各種通信システムを活用して、連隊指揮所を開設し、演習場整備部隊の現況、作業の進捗状況を把握するとともに、日々、指揮所移転訓練を行い、戦闘間の指揮所活動をイメージした撤収・移動・開設の一連の行動を演練しました。この際、宇宙からの偵察衛星に対する部隊の保全の徹底を図る等、実戦を意識した指揮幕僚活動を実施しました。 
指揮所外観(連隊本部) 進捗状況の把握(連隊本部)
第1爆破訓練場 外柵整備
小火器戦闘射場 至近距離射場
徹甲弾ドーム ドローンを操作する隊員(偵察小隊)
機道路等の整備
   
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