「攻撃・防御における詭道戦」
〜令和3年度第2次連隊野営訓練〜
 連隊は、令和3年6月7日〜13日までの間、王城寺原演習場(宮城県加美郡色麻町)において令和3年度第2次連隊野営訓練を実施しました。
 本訓練の前段は、車両行進、攻撃(警戒部隊の捕捉・撃滅、陣地攻撃)、応急防御陣地の構築及びその陣地を活用した前方地域の戦闘〜主戦闘地域の戦闘を場面ごとに攻撃部隊と防御部隊を入れ替えて演練し、部隊間の連携要領等を確認するとともに各種戦闘行動の練度向上を図りました。
 各部隊は、装甲化され、ネットワークが強化された即応機動連隊の特性を踏まえ、自由統裁の対抗方式の訓練環境をフルに活用し、各級指揮官の状況判断と決心及び情報・火力・機動の連携を演練して22即機連のドクトリンである詭動戦に基づく戦い方を具現化し、今後の練成の資を得ることができました。特に防御においては、阻止任務を達成するため、今までの陣地防御要領に固執しない誘致導入に着意した障害構成、MCVの機動打撃運用等を案出し、その有効性を確認しました。
 また、訓練の後段においては、6月末の総合戦闘射撃の予行を兼ねた練成射撃を行い、射撃部隊間相互の連携及び練度向上を図るとともに、訓練及び統裁に係る問題点等を確認することが出来ました。
 連隊は、任務達成は当然として、その達成要領、いわゆる「勝ち方」も即応機動連隊としてふさわしいものとなるよう引き続き練度向上に邁進していきます。
車両機動 ネットワークを活用し情報共有
陣地防御(対機甲戦闘) 練成射撃
 
 
   
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