「富士裾野における激戦!」
〜令和2年度第10次連隊野営訓練〜
 第22即応機動連隊は、令和3年2月26日〜3月7日の間、北富士演習場(山梨県富士吉田市)において令和2年度第10次連隊野営訓練「富士訓練センター訓練(FTC)」を実施しました。
 本訓練は、実践的環境下における客観的及び計数的評価を通じて、即応機動連隊の指揮幕僚活動及び攻撃要領の練度向上を図るとともに戦力化の指標とするために実施され、「SIP/COP、BDA,業務予定等による戦場・戦勢の管理」「敵に先じた戦場機動、火力発揮」「重心目標に対するタイムリーな集中攻撃」及び「PCPの逐次設定による負傷者の確実な後送]を主要演練項目として実施しました。
 訓練においては、即応機動連隊の特性を活かし、各種ネットワーク等の新装備を駆使して、敵の弱点・間隙を突いた攻撃を追求する為、我の情報部隊による敵陣への潜入を試みるも、侵入阻止の為に増強された敵警戒部隊の徹底した抵抗に遭い、情報収集活動から戦況は困難を極めた。
 連隊は、これまで積み上げてきた詭動戦を踏まえた攻撃における各種戦術行動を着実に発展・進化させ、戦力化を進めている。
 本訓練において、その片鱗が見えつつある一方で、情報収集活動の要領、砲迫を含む射撃精度の向上等、新たな課題も見つかった。
 参加隊員は、今度、更なる向上心をもって練成に励み、更に「強くなる」ことを誓い富士裾野を後にしました。
統裁官訓示を受ける連隊本部 陣地偵察を行う装輪装甲車
視準校正を行う隊員 指揮所内の様子
 
 
   
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