「即応機動力の具現化へ」
〜令和2年度第7次連隊野営訓練〜
 第22即応機動連隊は、令和2年12月16日〜23日間、雪の降りしきる悪天候の王城寺原演習場において、令和2年度第7次連隊野営訓練(中隊等訓練検閲)を実施しました。
 受閲部隊は第1普通科中隊、第3普通科中隊、第2機動戦闘車中隊、対戦車小隊の4個部隊であり、赤部隊として第1普通科中隊が対戦車小隊を配属し、青部隊として第3普通科中隊と第2機動戦闘車中隊が協同して、交戦装置U型(BATRA)を使用した赤部隊対青部隊の自由対抗方式による真剣な戦闘が行いました。
 対抗する両部隊は、自由意志に基づき流動的でダイナミックに変化する戦況の中で、部隊長を核心に本気で敵を倒すための作戦を練り、これまで配属・協同部隊と着実に積み上げてきた総合戦闘力を遺憾なく発揮して任務を完遂した。
 総評において連隊長は、「基本・基礎的事項を徹底する意識及び詭動戦の考え方が具現された行動が随所に見られ、大変心強く頼もしく感じた。引き続き分隊長を含む各級指揮官は、「詭動戦とは何か」を考えながらパターンに陥ることなく任務達成要領について、更に強い気持ちをもって研究・自学研鑽・訓練してもらいたい」と要望しました。
攻撃前進する普通科中隊 四周を警戒する隊員
攻撃前進する機動戦闘車中隊 対機甲戦に備える対戦車小隊
 
 
   
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