石造り倉庫（昭和12年～15年頃）
明治４１年３月、陸軍糧秣本廠　札幌派出所が設置されました。
軍馬用飼料の牧草・燕麦を札幌周辺の農家から調達し、道内各師団に
供給しており、倉庫は軍馬用の飼料を保管するために使用され
、その飼料は引き込み線のＳＬで運搬していました。
　また終戦時には勤労奉仕の女性も含めて約８００名が勤務していました。

補給倉庫（現在）
　今は施設器材の部品を管理する倉庫として使用されています。
明治時代の由緒ある建築物で、札幌軟石材の石造り倉庫は、
そのままに保存されています。

 

陸軍糧秣本廠司令部
（昭和３０年頃）
木造平屋建て、入母屋クイーンポストで外壁は下見板。
内装は全面的に改装され、当初は上げ下げ窓であったが、現在はアルミサッシの引き違い窓。
現在は１棟しか残らないが、かつては３棟の庁舎が渡り廊下で連結され、その痕跡が確認できます。
この写真は、高官を見送る１枚です。