平成１６年１０月２３日午後５時５６分、新潟県中越地方に震度７の地震が発生しました。
　
　 北部方面隊は２５日以降第１１師団から給食支援隊１３１名、第２師団・第１１師団及び第５旅団から入浴支援隊１００名が派遣され、さらに３１日以降、被災民の宿営用に天幕１,１２０張を差し出しする等、大規模な災害派遣となりました。
　
　 １０月２７日から１１月９日の任務終了までに約３３,０００食分の給食支援を、１０月２９日からまでに延べ約１９，０００名に対する入浴支援を行いました。
　
　 また、本災害派遣には、イラク復興支援から帰国した隊員２８名も参加した他、女性自衛官９名も参加した。
　 女性自衛官の任務は入浴支援であり、老人・子供や身体の不自由な人達の介添え等、女性ならでは気遣いに被災民から大変喜ばれていました。
　
　 また、イラク復興支援の第２次隊に参加し,今回の災害派遣には入浴支援で参加した第１１後方支援連隊(第１１師団)の村中みつ子３曹（写真２段目中央及び左）は「家に帰れば地獄だけど、ここのお風呂は天国だ、と被災民から言われた時は、この災害派遣に参加して本当に良かったと思いました。」と語っていました。

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給水支援を実施する隊員	入浴に来ていただいたおばあちゃん	水を準備をする隊員たち
入浴後のホッとした一時	入浴に来てくれた人々	浴場の風景