釧路沖地震

  平成5年1月15日、震度6(烈震)の釧路沖地震が発生、釧路地方に大きな被害を与えた。釧路駐屯地も打撃を受けたものの大きな被害は無く、第5師団管内の部隊は、道知事の要請により16日以降、災害派遣を実施した。
 
  第27普通科連隊(釧路)は、美幌駐屯地及び帯広駐屯地から増援を得て、釧路町、標茶町、音別町など被災地の給水支援を実施した。支援隊員の多くは営外隊員で自分の官舎や自宅も家具が倒れ、足の踏み場もない状況にもかかわらず、折からの雪の中黙々と任務を遂行した。

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