先発隊が南スーダンへ向け出発 〜南スーダン派遣施設隊第10次要員〜
  北部方面隊隷下部隊の第7師団は、平成28年5月21日、東千歳駐屯地において、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)派遣施設隊第10次要員の壮行会を実施した。
 今回、派遣される第10次要員は、第7師団隷下の第11普通科連隊長、中力(ちゅうりき)修1等陸佐を隊長に、第7師団主体とした隊員約350名が派遣され、約6か月間にわたり、アフリカの南スーダンの首都、ジュバ及び同周辺においてUNMISSのマンデートに基づき、文民の保護及び人道支援の環境作りに資する施設活動を実施する。
 21日の出国準備完了報告では、第7師団が所在する千歳市、恵庭市、北広島市など市長の約30名の来賓及び派遣隊員家族が参加し、出国準備完了報告を受けた熊田政務官は「これまでに築いた国際社会からの高い評価を受け継ぎ、しっかりと職責を果たしてほしい」と訓示し、派遣隊員を激励した。
 
また、出港準備完了報告に先立ち行われた第7師団壮行会において、第7師団長田浦陸将は「今回の任務に従事することの意義を認識し、日本代表としての誇りを胸に完遂してほしい」と訓示した。
 見送りは、新千歳空港で行われ、北部方面総監岡部陸将、中央即応集団司令官川又陸将、第7師団長田浦陸将をはじめ、派遣先部隊長及び派遣隊員家族など、大勢が集まり派遣する隊員を見送った。

第7旅団長「訓示」の様子
 防衛政務官に出国準備完了報告
多くの家族に見送られ新千歳空港を出発
北部方面総監と握手を交わす派遣隊長



〜現地活動〜
 
 



任務完遂 〜笑顔で全員無事帰国〜
  平成28年11月20日(日)南スーダン派遣施設隊(第10次要員)先発隊約60名、12月2日(金)に主力第1波約110名、12月16日(金)に主力第2波約180名が帰国し、 新千歳空港及び東千歳駐屯地に派遣隊員家族など大勢が集まり隊員を出迎えました。
  帰国した隊員は、第10次要員(第7師団(千歳市)を主体とした隊員約350名)として、約6か月間にわたり活動を実施し、任務を完遂しました。
空港での出迎え
 
東千歳駐屯地では多くの協力者の方々、隊員家族、同僚隊員らが出迎え 
家族との感動の再会