「ゴラン高原派遣輸送隊(第34次要員)第1波帰国〜任務完遂・笑顔の帰国〜」
  平成24年の大晦日12月31日(月)、ゴラン高原派遣輸送隊(第34次要員)副隊長 梅谷1尉(第26普通科連隊)以下第1波29名が、現地での任務を完遂して帰国、新千歳空港に到着した。
  新千歳空港では、北部方面総監、第2師団長をはじめ部隊の隊員、派遣隊員の家族など約50名が笑顔と盛大な拍手で出迎えその労をねぎらい、派遣隊員は家族との再会に任務を完遂して帰国した実感をかみしめていた。
  ゴラン高原派遣輸送隊は、平成8年2月の派遣開始から約17年(第1次〜第34次)にわたり、延べ1,500人の隊員が、このうち北部方面隊からは9回で延べ約320人の隊員が、UNDOFの活動に必要な食料品等の日常生活物資の輸送、道路等の補修などの後方支援業務を実施してきた。輸送のための走行距離は約340.7万`(地球を約85周)に及び、その確実な任務遂行ぶり、能力・規律等は、国連関係者やシリア及びイスラエルをはじめとする国際社会から高い評価を得た。
  残る第2波、隊長萱沼3佐(第26普通科連隊)以下の隊員も今月中には帰国予定である。
出迎えを受ける隊員 家族との再会
帰国報告 インタビューに応じる副隊長 梅谷1尉