南スーダン派遣施設隊 |
平成23年7月9日、スーダン共和国の南部10州がアフリカ大陸54番目の国家として分離独立し、南スーダン共和国が誕生した。
国連安全保障理事会は、平和と安全の定着及び南スーダンの発展のための環境の構築の支援等を任務とする、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)を設立し、これを受け政府は、陸自施設部隊を派遣することを平成23年12月20日に決定した。
自衛隊は、道路等のインフラ整備等を実施する施設隊のほか、現地支援調整所を設置し、当面、首都ジュバ及びその周辺で活動する。
方面隊は、第1次要員の施設隊本部要員各1名を平成24年1月13日及び2月18日に、施設小隊34名を3月23日にそれぞれ派遣した。引き続き、第2次要員の先遣隊約20名を5月31日、第1波約150名を6月9日、第2波約110名を6月22日に派遣した。 |
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壮行会(第1要員)
(3月22日 岩見沢駐屯地) |
施設小隊見送り(第1次要員)
(3月23日 新千歳空港) |
国旗掲揚 |
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給水活動 |
道路整備 |
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本宿営地の準備状況 |
排水溝改修 |
簡易木造施設構築(鉄筋加工) |
南スーダン派遣施設隊(第2次要員)帰国〜任務を完遂〜 |
平成24年12月19日(水)、南スーダン派遣施設隊(第2次要員)主力第2波が新千歳空港に到着し、11月20日(火)に帰国した先発隊及び12月5日(水)に帰国した主力第1波と合わせて約330名全員が、約6ヵ月から最長11ヵ月にわたる任務を完遂し帰国した。
新千歳空港には、方面総監をはじめ旅団長及び隊員と隊員家族が到着ロビーに集まり、派遣隊員を盛大な拍手で出迎えた。
空港到着後、隊長の松木2佐が方面総監に、帰国報告を実施した。総監は、「南スーダンでの厳しい環境の中、立派に任務を成し遂げ無事に北海道の地に帰国したことを方面総監として嬉しく思う。諸官は自衛隊の代表、日本代表として立派に南スーダンの国造りを支えた事を誇りに思うとともに貴重な経験そして教訓というものを今後の糧としてもらいたい。」と派遣隊員を労った。
21日(金)には真駒内駐屯地において南スーダン派遣施設隊の帰国報告会を実施した。 |
先発隊 帰国行事 |
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多くの隊員・家族が出迎える空港到着ロビー |
充実感溢れる表情で総監と握手 |
笑顔の再会 |
第1波 帰国行事 |
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成長した我が子を笑顔で抱き上げる隊員 |
インタビューに応じる亀谷副隊長 |
幌別駐屯地での出迎え行事 |
第2波 帰国行事 |
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千歳空港での出迎え行事 |
隊員1人1人を固い握手で出迎える
岩田総監 |
労いの言葉を述べる岩田総監 |