「第27次ゴラン高原派遣輸送隊帰国行事」

  平成21年9月11日、帯広駐屯地において第5旅団を中心に編成されたゴラン高原派遣輸送隊第27次派遣要員の帰国行事が行われた。
  国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)の輸送業務を中心とする後方支援業務を行った隊員が、3月4日から約半年間の任務を終了し帰国し、来賓・隊員・家族らの拍手と歓声に包まれ、各部隊の応援旗が振られる中、盛大に出迎えられた。
  帰国報告式は、派遣隊長の高木3佐が「無事任務を遂行し、帰国致しました。」と旅団長に報告、旅団長は「いまや、世界の安定は、世界の各国が、強い意思をもって、相応の役割を果たさないと維持できない時代になっており、その中で、ゴラン高原派遣輸送隊は、日本において、陸上で、部隊を持って行う唯一の活動になっている。その意味で諸官達は、まさに国際貢献における日本代表として、大きな職責を果たした。第27次要員の諸官、昨年の9月以来、事前訓練を含め約1年間にわたる、任務本当にご苦労様。」と訓示した。その後、総監から慰労の辞を頂き、帰国行事は終了した。
とかち帯広空港へ到着し、
家族らの出迎えを受ける
報道からインタビューを受ける
派遣隊長 高木3佐
久しぶりに家族と対面して笑みがこぼれる派遣要員
隊員・来賓・家族らに盛大に出迎えられ駐屯地に帰隊する派遣要員
帰国報告を実施する高木隊長 厳粛に実施された帰国報告式
派遣要員に訓示する旅団長 北部方面総監からも
その功績は高く評価された