UNDOF ゴラン高原派遣輸送隊第28次要員出国
〜家族、隊務協力者等の見送りを受け出発へ〜

  8月17日、第11旅団(旅団長・松川陸将補)は「ゴラン高原派遣輸送隊第28次要員の見送り行事」を実施した。
  当日は、早朝にもかかわらず派遣要員の家族や自衛隊札幌地方隊友会、自衛隊父兄会札幌支部連合会及びサイロ会をはじめ協力団体、駐屯地所在部隊長及び旅団隷下部隊長が参列する中、当初司令部前で小山派遣隊長が松川旅団長に出発の報告を行うとともに、出発する隊員達のそれぞれの思いや抱負が刻まれた寄せ書きを旅団長に手渡した。
  その後、旅団長から激励の訓示を受けた。
  報告終了後、第11音楽隊の演奏を先導に中央道に整列した駐屯地所在部隊及び旅団隷下部隊の隊員に激励を受け正門まで行進後に万歳三唱を受け駐屯地を出発した。
  大型バスで新千歳空港に移動した派遣要員は空港ロビーで出発までの間、記念写真を撮る姿や家族との別れを惜しむ姿がみられた。
  じ後、派遣要員は朝霞駐屯地で中央即応集団において、出国の準備を行い8月中旬以降、いよいよ国際平和協力部隊としてゴラン高原に向け出国する。
7月26日、真駒内駐屯地で酒井総監より激励の言葉を受け、
その言葉一つ一つを噛み締める派遣要員
家族、部隊の同僚たちと離れて任務に就く派遣要員。
その胸には不安と希望が詰め込まれている。