「平成24年度協同転地演習(連隊等転地)」 |
|
北部方面隊(総監 岩田陸将)は、平成24年10月29日(月)から、「長距離機動に必要な統制・調整能力の向上を図るとともに、転地先における訓練を通じ、部隊の即応性の向上を図る。」ことを目的として、平成24年度協同転地演習(連隊等転地)を実施した。 本演習には、第5旅団(第27普通科連隊基幹)、第1特科団(第2地対艦ミサイル連隊)、第1高射特科団(第1及び第4高射特科群)、第1電子隊及び北部方面通信群の5個部隊、人員約760名、車両270両が参加し、西部方面区(九州・沖縄)への長距離機動訓練を実施した。 第5旅団(第27普通科連隊基幹)は、10月29日(月)から順次出発、総距離約3,440`を機動、連隊主力は沖縄本島へ展開し、日米共同統合演習に参加、海上自衛隊・航空自衛隊と協同した基地警備訓練等を実施した。また、横浜ノースドックから米海軍揚陸艦「TORTUGA」により展開した。第5旅団は引き続き、日出生台演習場において防御訓練等を実施し、12月4日(火)帰隊した。 第1特科団(第2地対艦ミサイル連隊)、第1高射特科団(第1及び第4高射特科群)、第1電子隊、北部方面通信群は、九州(健軍・芦屋・築城・沖永良部・奄美大島・徳之島)及び沖縄本島に展開し、西部方面隊の実施する実動演習に参加、対艦戦闘訓練、対空戦闘訓練、通信情報収集訓練、通信訓練を実施した。 |
|
第27普通科連隊主力 |
本州に上陸する車両 (大洗港) |
長距離機動前(陸路)に備えた 入念な車両点検(大洗港) |
3DSによる機動間の献身的な整備 (滝ヶ原駐屯地) |
沖縄本島に上陸するWAPC (那覇港) |
連隊主力が集結(第1普通科中隊除く) (那覇駐屯地) |
訓示を述べる第15旅団長 (那覇駐屯地) |
機能別訓練:特殊武器防護 (本部管理中隊 空自那覇基地) |
機能別訓練:不審者対処訓練 (本部管理中隊 空自那覇基地) |
海自との共同警備施設の構築 (第2普通科中隊 海自勝連基地) |
空自との共同警備訓練 (第3普通科中隊 空自与座岳分屯基地) |
米艦艇による共同統合輸送(第27普通科連隊第1普通科中隊) | |
米海軍の誘導でLCUへ搭載 | 発進したLCUから母艦を撮影 |
上陸部隊 | |