「奥尻島における国民保護訓練」

  方面隊は、8月28日(火)奥尻島において国民保護訓練を実施した。
  本訓練は、方面隊総合戦闘力演習(後方地域)の中で実施する訓練の1つであり、自治体からの「派遣要請の求め」に基づき、道知事から「派遣要請」を受け、自衛隊が国民保護措置として派遣する想定で、地元住民の参加を得て実施した。
  訓練は、自治体が自治体の国民保護計画に基づき、バスなどにより住民約40名を奥尻空港に避難させた。第28普通科連隊(1コ小隊)は、奥尻空港及び住民避難用の大型輸送ヘリコプター(CH-47J)を警戒しつつ、避難した住民をヘリコプターまで誘導し搭乗させ避難させた。(約30分間奥尻空港上空を飛行し訓練を終了)
  国民保護訓練は、天売島、焼尻島、礼文島、利尻島でも実施する予定である。
隊員の誘導の下、
ヘリコプターに搭乗する住民
機内の様子
ヘリ周辺を警戒する隊員