10月
平成30年北海道胆振東部地震に伴う災害派遣終了
 北部方面後方支援隊の災害派遣部隊は、平成30年10月4日22時をもって平成30年北海道胆振東部地震に伴う災害派遣任務を解かれ各駐屯地へ
帰隊した。

 安平町において入浴支援を実施した補給大隊準備隊長中澤2佐以下22名は、被災された方々が少しでも笑顔になれるよう、訪れる方々の気持ちに寄
り添い、精一杯の支援を実施し、25日間延べ3,641名の方に利用していただいた。
 また、北部方面輸送隊は、避難所及び入浴所間のシャトルバス運行を実施し、31日間延べ409名の方に利用していただき、一件の事故もなく任務を
終了した。

 各部隊は、日々の練成成果を遺憾なく発揮するとともに、被災された方々の笑顔、温かい言葉に隊員一同支えられ、任務を完遂することができた。
 平 成 3 0 年 度 持 続 走 競 技 会 開 催
 9月27日及び10月2日の2日間、島松駐屯地において、平成30年度北部方面後方支援隊持続走競技会を開催した。
 この競技会は、隊員の持続走能力の向上と、部隊の団結の強化及び士気の高揚を図ることを目的として行った。
 当日は晩秋の少し肌寒の中、練成を継続してきた隊員も災害派遣等で十分練成できなかった隊員も、全隊員が島松駐屯地内のコース
(3000m)で勝利をかけて力走し、大いに盛り上がった。

 部隊の部では、第305普通科直接支援中隊(中隊長:川下(かわした)1尉)が初優勝の栄冠を勝ち取ち取り、個人男性の部では、第1
01高射直接支援大隊の大塚2曹が9分47秒、女性の部では、北部方面輸送隊の太田士長が12分17秒でベストタイム賞を受賞した。
よ 〜 い ! ス タ ー ト ! ! 部隊の名誉・勝利を懸け力走!  最後の気力を振り絞れ!!ゴ〜ル!!
A R D E C 派 遣 隊 員 無 事 帰 国  
 北部方面後方支援隊から派遣されていた第101施設直接支援大隊 丹野(たんの)2曹北部方面輸送隊 袰主(ほろぬし)2曹が、10月24日に帰国
した。

 アフリカ施設部隊早期展開プロジェクト(ARDEC)は、ケニア国際平和支援訓練センターにおいて国連PKOへ施設部隊を派遣する意思を表明した国の
施設要員に対し、重機操作や整備の訓練を実施して、国連PKOで活躍できる要員を養成するプロジェクトであり、陸上自衛隊として第6回目の派遣であ
った。
7月30日から10月19日までの間、北部方面隊から第3施設団(南恵庭)の隊員を基幹として教育団20名の一員として、丹野2曹は施設器材整備教官
として、 袰主2曹は本部要員として勤務した。両名とも以前にも増して自信と誇りをみなぎらせ、一段と成長して部隊に帰隊、そして家族のもとに戻りまし
た。
新千歳空港での出迎え
施設直支 丹野2曹(左)、方面輸送 袰主2曹(中央)
副隊長 浅野1佐(右)
南恵庭駐屯地での出迎え行事 北後支隊長への任務終了報告
各 部 隊 訓 練 ・ 活 動 状 況
本  部 本 部 付 隊 第101全般支援大隊
持 続 走 競 技 会 統 裁 通 信 訓 練 企 業 研 修
(菱重特殊車両サービス(株) 千歳事業所)
第102全般支援大隊 第103全般支援大隊 第101特科直接支援大隊
故 障 整 備 ( 中 型 ト ラ ッ ク ) 大 隊 射 撃 競 技 会 至 近 距 離 射 撃
第101高射直接支援大隊 第101施設直接支援大隊 第101通信直接支援隊
3 0 鎮 西
( 運 行 前 の 車 両 点 検 )
A R D E C 隊 員 の 出 迎 え 北 海 道 総 合 防 災 訓 練
( 江 別 市 文 京 台  炊 事 支 援 )
第305普通科直接支援中隊 第301対舟艇対戦車直接支援隊 北 部 方 面 輸 送 隊
北 後 支 持 続 走 競 技 会
初 優 勝 ! !
隊 訓 練 検 閲
(12.7mm重機関銃の射界確認)
新隊員後期(7/3〜10/31)総合訓練


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