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 令和元年度台風15号
                           災害派遣(9月14日〜9月26日)

 北部方面後方支援隊は、令和元年9月14日(土)、第104補給大隊長中澤2佐を長として同補給大隊15名を基幹に、第101全般支援大隊及び第101特科直接支援大隊の要員5名を加え入浴支援小隊を編成、翌15日(日)、苫小牧港で方面隊が編成した第1北方入浴支援隊(隊長:第7後方支援連隊長宮崎1佐)に同小隊を配属し、東部方面隊が実施する令和元年度台風15号に伴う災害派遣を増援した。
 北後支隊の入浴支援小隊は、苫小牧港から八戸港へ移動、東北自動車道等を利用して約800キロに及ぶ長距離機動を整斉と実施し、16日(月)夕、当初前進目標である霞ヶ浦駐屯地に到着した。
 現地偵察、調整等を行った後、18日(水)、活動地域となる、千葉県富津市の観光施設ザ・フィッシュに移動、入浴支援施設を開設し、同日17:00から入浴支援を開始した。
 北後支隊入浴支援小隊の入浴施設「ふくろうの湯」は、昨年の2回にわたる災害派遣の経験を活かし、利用者目線に立ったきめ細やかな支援を実施、施設を利用する老人から子供まで、様々な利用者に被災の疲れを癒す時間を提供した。利用者からは、「10日ぶりにお風呂に入りました!大変気持ちよく感じました。」等、派遣隊員も心温まる感謝の言葉と笑顔に任務遂行の活力を得ていた。
 9月21日(土)21:00、4日間に及ぶ入浴支援任務を完了し、22日(日)活動地域の方々による見送り行事を受け、支援地域を後にした。4日間の入浴で、延べ364名の地域の皆さんが施設を利用した。
 入浴支援小隊は、新潟港〜小樽港を経由して、26日(木)早朝、岡田島松駐屯地司令をはじめとする島松駐屯地隊員の出迎えのなか、島松駐屯地へ帰隊した。帰隊後、北後支隊長に対して帰隊報告を実施、派遣隊員は皆、災害派遣任務を成し遂げた表情であった。
 
9月14日〜15日(災害派遣準備・出発)
災害派遣垂れ幕準備 タイヤの空気圧チェック 災害派遣垂れ幕準備
     
入浴支援隊長への準備完了報告 派遣される隊員への激励 後支隊長への出発準備完了報告
入浴支援隊出発 乗船(水タンク車) 乗船(入浴支援セット)
     
9月18日(入浴施設展開・入浴支援開始)
入浴施設設営 入浴施設設営 入浴施設設営
入浴支援施設(ふくろうの湯)準備完了 利用者 利用者
     
9月19日(入浴支援継続中)  
恵庭市の紹介 市民とのふれあい 利用者
市民とのふれあい 感謝の言葉 ふくろうの湯における7師団衛生による巡回診察
9月20日(入浴支援継続中)  
利用者 利用者 水圧水温管理
9月21日(入浴支援継続中)  
活動開始前のミーティング 水圧水温管理 本日の利用者受け入れ準備完了
9月26日(入浴支援隊戦力回復)
入浴支援隊一時帰隊  駐屯地出迎え 入浴支援隊戦力回復(一時帰隊)



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