「地域と共に」今年度4回目の献血協力
令和5年1月18日 |
美幌駐屯地(司令 河村1佐)は、1月18日(水)、同駐屯地において、北海道赤十字センターが実施する「献血」に協力しました。
北海道赤十字センターでは、献血状況が新型コロナウイルスの影響によって激減し、血液確保に苦戦している中、美幌駐屯地としても継続的に献血に協力し、今年度4回目となりました。
同日、献血協力が開始されると、駐屯地業務隊衛生科(衛生科長 宮本1尉)が駐屯地放送で協力を呼び掛けるとともに、駐屯地曹友会(会長 浅倉曹長)は、会場に曹友会旗を掲げて、献血協力を推奨しました。
各隊員は訓練や業務の合間を見て積極的に協力し、午後5時過ぎまでの献血活動に協力しました。
同血液センターから「今回の目標は80人だが、目標を上回る89名の隊員が献血に協力してくれて、目標を達成することができた」との感謝のお言葉を頂きました。
今年度は献血1回目が80名、2回目69名、3回目87名、4回目が89名、計325名もの多くの隊員が献血に貢献し、中には今回で30回目の献血協力のベテラン隊員も存在しました。今回協力した隊員からは「この協力で人の命を一人でも救えるなら、積極的に協力していきたい」と声があがっていました。
美幌駐屯地は、コロナ禍のこのような状況だからこそ、地域の皆様の信頼と貢献のため、引き続き、「地域と共に」の1つの活動として重視している「献血」に最大限協力をしていきます。 |

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笑顔で献血に協力 |
多くの隊員がひまわり号に |

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曹友会長も献血協力を呼びかける |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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16式機動戦闘車入魂式
令和5年1月11日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、1月11日(水)、美幌駐屯地において、16式機動戦闘車入魂式を実施しました。
本行事は新しく装備された16式機動戦闘車に対する安全祈願、関係協力諸団体に対する新装備の周知及び隊員の士気高揚を図ることを目的に実施しました。
また同式には平野浩司 美幌町長をはじめ、隊区内2市8町の首長、関連企業、駐屯地関係協力諸団体の方々、自衛隊側は第5旅団長(鳥海陸将補)、第5旅団最先任上級曹長、第5戦車大隊長等数多くの来賓の方々に参加を頂きました。
式は、「入魂の儀」として来賓の方々が魂を吹きこむように、隊員が新たに作成した部隊マークに筆入れをするとともに、車両事故絶無を祈願しました。
執行者式辞では連隊長から「本日の入魂式でいただきました皆様方のご期待に添えるよう、誠心誠意努力して参る所存でございますので、引き続き美幌駐屯地に対するご支援のほどよろしくお願いします」と述べました。次に第5旅団長及び美幌町長から来賓祝辞として、お祝いの言葉が贈られ、式が終了しました。
連隊は、じ後新たな装備の16式機動戦闘車の戦力化に励んでいきます。 |

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旅団長が部隊マークに筆入れ |
美幌町長が部隊マークに筆入れ |

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部隊マークに筆入れ |
各首長等との記念写真 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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駐屯地二十歳の集い
令和5年1月11日 |
美幌駐屯地(駐屯地司令 河村1佐)は1月11日(水)、同駐屯地隊員食堂において、二十歳になる隊員に対し、祝意を表すとともに二十歳としての自覚及び自立心を振作させることを目的に駐屯地二十歳の集いを実施しました。
今回行事の目玉として事前に隊員から二十歳を迎える人生の節目において、ご家族へ日頃中々話せないこと、伝えきれないことを「感謝のメッセージカード」にしてご家族へ送付しました。隊員が作成したメッセージカード送付に併せて司令からご家族へ「ご家族からご子息・ご息女へのメッセージカードを作成していただき駐屯地二十歳の集いの式典においてメッセージをご紹介させて頂くこと又は隊員へ手渡すことに賛同をお願いします」と手紙を書き、隊員へのサプライズとして各ご家族に事前にご依頼しました。
式典には、ご子息・ご息女を思う愛情が溢れるご家族からの「メッセージカード」が数多く届きました。
行事開始後、自衛隊協力諸団体等多くの来賓、駐屯各部隊長等ご臨席のもと祝賀会食間にご家族からのメッセージカードの朗読を実施しました。二十歳を迎えた隊員達にはサプライズでの紹介だったため、「え?いつ書いたの?どんな事書いているの?!」と内容が気になりながらも楽しみにしている様子でありました。
ご家族からのメッセージは「私達の子供に生まれてきてくれてありがとう。生まれてきた時の小さな手を握りしめたことを今でも鮮明に覚えているよ」、「大人になり、国のために立派に頑張っているね」、「いつまでも人を思いやる気持ちを忘れずにあなたらしくいてね!遠くから応援しているよ!その仕事に誇りをもって頑張って」とお祝いと感謝の言葉が溢れていました。隊員はご家族からの言葉を聞いて、感動するとともに嬉しくなり笑顔が零れ、サプライズ紹介が二十歳を迎える隊員の門出に華を添える形となりました。
紹介及び祝賀会食終了後、執行者(司令)は式辞において、「仲間よりも秀でることは、高貴なことではない。真の高貴とは、過去の自分よりも優れた人間になることである。メッセージカードにもあった通り、ご家族にもう一度電話をして、感謝の言葉を伝えて欲しい」と述べました。
式辞に引き続き、来賓を代表して陸上自衛隊美幌駐屯部隊充実整備期成会の平野浩司会長(美幌町長)から祝辞が贈られました。
その後、二十歳になる隊員を紹介し、陸上自衛隊美幌駐屯部隊充実整備期成会からの記念品を後藤哲也副会長(美幌商工会議所会頭)から新成人へ贈呈が行われました。
次に新成人を代表して第6普通科連隊本部管理中隊の天野3曹がお礼と決意の言葉を述べました。
最後に第6普通科連隊最先任上級曹長 湯浅准尉から結びの言葉を頂くとともに、新成人の活躍を参加者全員で祈念しました。 |

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ご家族から届いたメッセージの一部 |
愛情が溢れたメッセージ |

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ご家族からのメッセージを聞いて溢れる笑顔 |
記念品贈呈 |

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二十歳を迎えた隊員達 |
代表者から決意とお礼の言葉 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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憧れの父親との約束を果たす
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第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)第1中隊に所属する隊員・空岡3曹(当時士長)は、令和4年10月3日~12月13日までの間、東千歳駐屯地において、第1陸曹教育隊第141期初級陸曹特技課程に教育入校し、優秀な成績により北部方面総監賞を受賞し、憧れである自衛官だった父親との約束を果たすことができました。
空岡3曹は自衛官であった父親に憧れて自衛隊に入隊、そこから常に父親の背中を追うように日々訓練等に励み、努力を積み重ね、陸曹候補生に指定され、第1陸曹教育隊への教育入校が決まりました。
教育入校にあたり連隊が実施した、陸曹候補生履修前教育を受けている間、当時定年退官前であった父親(空岡3佐)から連隊長に対し「息子の頑張っている姿を妻にも見せてあげたい」という1本の電話から連隊長企画で感動の親子サプライズ祝福が実施されました。
これは連隊長が父親と富士学校普通科部で勤務が一緒だったことから繋がりがあり、サプライズで静岡県にいるはずの父親が、教育中に突然現れて空岡3曹が憧れの父親と再会するという内容でした。
サプライズ企画は大成功し、空岡3曹(当時士長)は定年退官前の父親に再会できて、嬉しさのあまり涙が溢れてしまいながらも「この再会を糧にさらに父親へ近づけるよう立派な陸曹になり、連隊のために頑張っていきます」と父親に約束を誓いました。
その後、教育入校した空岡3曹(当時士長)は困難にぶつかり、苦戦してしまうことがあっても「憧れである父親」へ近づくため、前を向き続け、教育間の同期達と一致団結しながら、一日一日を乗り越え、努力が成果に繋がり、教育間優秀な成績により北部方面総監賞を受賞するとともに父親との約束を果たし、令和5年1月1日付で3曹に昇任しました。
空岡3曹は「憧れである父親へ一歩近づけたと思います。今まで応援してくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。憧れの父親に更に近づくため、たくさんのことに挑戦していき、一人前の陸曹になります」と今後の目標を述べていました。 |

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教育入校間、学生代表で先頭に立つ空岡3曹(当時士長) |

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優秀な成績により北部方面総監賞を受賞 憧れであるお父さんに一歩近づけた瞬間 |

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教育入校間、同期との思い出写真 写真前列左から3番目が空岡3曹(当時士長) |
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駐屯地年忘れ行事
令和4年12月23日 |
美幌駐屯地(司令 河村1佐)は12月23日(金)、同駐屯地において、令和4年を締め括る駐屯地年忘れ行事を駐屯地曹友会(曹友会長 浅倉曹長)の主催で実施しました。
本行事は、隊員の1年間の慰労と令和5年に向けての気力の充実及び各部隊内の融和団結を図ることを目的に毎年12月に行われています。
行事は、各部隊の餅つきから開始、隊員が杵を振り下ろす度に「ヨイショ!」の掛け声が体育館に鳴り響きました。つき上がった餅は、鏡餅としてその場で丸められたり、お持ち帰り用の餅として各部隊に振る舞われました。
その後、駐屯地曹友会及び駐屯地修親会協賛によるお楽しみ抽選会を開催しました。抽選番号が読み上げられる度に歓声が上がり、当選者(2等賞から5等賞)は駐屯地曹友会から景品が手渡され、1等賞及び駐屯地司令賞に当選した隊員については駐屯地司令から景品が手渡されました。
最後に実行委員長である第6普通科連隊副連隊長(弓削2佐)が一本締めを実施して令和4年を締め括る駐屯地年忘れ行事を終了しました。 |

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各部隊が「ヨイショ!」のかけ声とともに餅をつく |

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お楽しみ抽選会 |
見事当選した隊員 |

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1等当選者には24型テレビが河村司令から手渡された |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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「総合的な探求(学習)の時間」支援
令和4年12月14日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、12月14日(水)、美幌駐屯地において、「総合的な探究(学習)の時間」支援を実施し、置戸高等学校の1学年の生徒14名が駐屯地を訪れました。
本支援は北海道公立高校唯一の福祉科設置校である置戸高等学校の授業の一環として生徒を駐屯地に招き、自衛隊の活動を説明するとともに、野外入浴セットを展示して災害時等の自衛隊の能力への理解を促すことを目的として実施されました。自衛隊からは連隊から本部管理中隊、第1中隊及び第5後方支援隊が支援しました。
当日、駐屯地に到着した置戸高等学校の生徒は、当初駐屯地内第1講堂において、連隊長から「防衛省・自衛隊の活動~世界で活動する自衛官~」と題した講話において、日本を取り巻く安全保障環境、世界各国で活動する自衛官及び自衛隊の災害派遣活動について解説を受けました。質疑応答では生徒から「災害派遣等で辛い思いをしてきたと思いますが、自衛隊として活動してきて良かったと思う瞬間はありますか」、「海外に派遣される隊員の装備等は、どの様に輸送するのか」といった自衛隊の活動に係わる多くの質問があり、自衛隊に対する関心の高さを確認しました。
講話後、駐屯地体育館横において第5後方支援隊補給中隊から野外入浴セットの展示・説明を受けました。生徒からは「車イスの方が入浴されたことがありますか」といった福祉を学ぶ高校生らしい質問が数多く寄せられ、災害時の生活支援に関する自衛隊の活動に対する関心の高さを確認しました。
最後に生徒と隊員で記念写真を撮影し、「総合的な探究(学習)の時間」支援を終了しました。 |

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連隊長の講話 |
積極的に質問する生徒 |

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野外入浴セットの説明 |

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災害派遣時のパネル説明 |
記念撮影 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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旅団武装走競技会「優勝!!!」
令和4年12月19日、20日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、12月19日(月)及び20日(火)、帯広駐屯地において、第5旅団武装走競技会に参加し、「部隊対抗」で3年ぶりの優勝を獲得しました。
本競技会は、作戦・戦闘に必要な体力・気力の向上を促すとともに、部隊の団結の強化及び士気の高揚を図ることを目的に、旅団内の14個部隊が参加して約2.4kmのコースにおいて実施されました。
出場部隊は、規模によりA・B・Cグループに区分され、その中で「部隊対抗(グループ及びチーム)」及び「個人戦」に分かれ、連隊はAグループに参加しました。
連隊は本競技会までの間、令和4年3月から最先任上級曹長を長とする武装走プロジェクト(以下PJ)の下、第1中隊の古川曹長をPJ長とし、中隊の垣根を越えた各中隊の精鋭で指導部を編成し、連隊全隊員が「優勝」に向け、計画的なトレーニングメニューを作成して、10月の連隊武装走競技会で旅団選手要員を選考しつつ、成果の分析により必勝の対策を施して、旅団武装走競技会を迎えました。
20日午前「部隊対抗」の部がスタートし、連隊からは7名1コチームの計15個チームが出走しました。
コース終盤でチームが体力の限界を迎えそうになる場面がありましたが、同じチームの隊員が背中を押して「まだいけるぞ!最後までみんなで走りきるぞ!」と支え合いながらゴールまで走り続け、チーム一丸、そして連隊一丸となり、部隊の平均タイムを1秒でも短縮させるため、練成の成果を最大限発揮しました。
午後からは、「個人戦」が行われ、参加した隊員は、自分の持てる体力を出し切り、部隊の威信、己のプライドを懸け激走しました。
競技終了後、表彰が行われ、結果は「部隊対抗(グループ)」Aグループで連隊は見事目標であった「優勝」を獲得、さらに「部隊対抗(チーム)」で連隊第3組が第1位、「個人戦(女性自衛官の部)」では本部管理中隊の杉浦士長が第1位に、「個人戦(男性自衛官30歳以下の部)」では同中隊の天野3曹が第2位に輝きました。 |

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部隊対抗 |

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仲間の背中を押してゴールを目指す |
チーム一丸となり走り続ける |

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個人戦 |
個人戦(女性自衛官) |

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部隊対抗(Aグループ)において、旅団長から優勝旗及び顕彰板を授与 |

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「部隊対抗(チーム)」において第1位 |
「個人戦(女性自衛官の部)」において第1位 |

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目標である「優勝」を獲得! |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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警察との共同訓練
令和4年12月16日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、12月16日(金)、美幌駐屯地において、警察との共同訓練を実施しました。
本訓練は治安出動の際における自衛隊と警察との連携要領を演練し、共同対処能力の向上を図ることを目的に行われており、平成25年から今回で5回目の訓練となりました。訓練には、第2中隊(中隊長坂脇3佐)と北海道警察北見方面本部が参加しました。
訓練は「武装工作員等が不法行為を行い一般の警察力による治安維持ができない事態が発生し、内閣総理大臣より治安出動が発令された」ことを想定に実施され、パトカー先導で自衛隊車両を誘導する緊急輸送訓練では駐屯地内だけではなく、美幌町内の公道も活用し、移動間の車列維持能力の向上を図りました。武装工作員の発見・鎮圧を目的とした共同検問訓練では、相互の任務区分や対処要領を確認するとともに、緊密な連携強化を図り、訓練を終了しました。
本訓練を通じて共同対処能力が向上し、実りのある訓練となりました。 |

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訓練開始式 |

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緊急輸送訓練 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第5旅団レンジャー養成集合教育準備訓練(爆破)
令和4年12月13日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、12月13日(火)、矢臼別演習場において、令和5年度第5旅団レンジャー養成集合教育を担任することを見据え、準備訓練の一つとして爆破訓練を実施しました。
本準備訓練は、同教育指導部の教官・助教要員に対し、識能の向上及び教育準備の推進を図り、同教育への万全な態勢を確立することを目的に実施しました。
爆破訓練では指導部が学生に教える上で「どうやったら相手にわかりやすく説明できるか」、「教育上何に注意しなくてはならないか」などの教官・助教としての立場に立ち、教育における着意を重視し、起爆準備、回路構成、爆破薬の使用要領を演練するとともに、その景況を確認しました。
レンジャー教育の助教として初めて参加する隊員からは「教わる側から教える側の立場になるにあたり、先輩レンジャー隊員のアドバイスもあり、改めて基礎爆破について学ぶことが出来、教育実施時のイメージアップに繋げることが出来ました。今回の経験を活かし来年度の教育において学生に正しく教えていけるよう練成していきます」との所見を述べました。
本訓練を通じて、指導部は教育実施要領の認識の統一を図り、じ後の養成教育の資とすることができました。 |

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起爆準備 |
回路構成 |

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40号指向性爆破薬の起爆準備 |
40号道路爆破薬の起爆準備 |

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爆破の瞬間 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第5次連隊射撃訓練
令和4年12月8日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、12月8日(木)、北海道大演習場において、第5次連隊射撃訓練を実施しました。
本訓練は射撃練度向上を目的に、81mm迫撃砲射撃(夜間射撃)と年度当初から実施している最先任上級曹長(湯浅准尉)を長とする連隊射撃プロジェクトチーム(以下射撃PJ)が個人射撃から次のステージである89式5・56㎜小銃の組による戦闘射撃を実施しました。
特に射撃PJによる夜間における分隊戦闘射撃に移行するためのステップとしての組戦闘射撃では、「組戦闘射撃の確立」、「組長の号令に基づいた連携要領の確立」を目標に、組長の指揮及び間隙射撃を伴う支援射撃を主要演練項目として実施しました。これまで駐屯地において動作の確認、バトラーを使用した訓練、間隙射撃等の練成を重ね、本訓練に臨みました。
射撃PJ要員からは「間隙射撃を伴う今回の実弾射撃は緊張感の中で実施できた。連隊を代表する指導部の立場として、連隊の隊員にこの技術を普及し、さらなる射撃練度向上を目標に夜間における戦闘行動を自由にできるよう日々訓練に励んでいきます」と今後の目標を述べていました。 |

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組戦闘射撃 |

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81mm迫撃砲射撃 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第4次連隊射撃訓練
令和4年11月25日~29日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、11月25日(土)~29日(水)までの間、然別演習場において、第4次連隊射撃訓練を実施しました。
本射撃訓練は、各個及び部隊の射撃練度向上を目的に89式小銃による各個戦闘射撃、機関銃車上射撃、81㎜迫撃砲射撃(IR照明弾)、01式対戦車誘導弾射撃、9㎜拳銃射撃及び連隊に新たに装備された20式小銃射撃を実施しました。
特に9㎜拳銃射撃は、重要防護施設防護の任務を有する第3中隊(中隊長 内山3佐)が「任務を遂行し得る練度の保持」のため、隊員の射撃練度向上を図る1つの手段として、拳銃の上級検定を活用して射撃競技会を実施しました。「小隊対抗の部」では中隊本部、第1小隊、第2小隊及び迫撃砲小隊の4コ小隊で競い、また、「個人の部」では個人の点数により競い合い51名が参加しました。結果は「小隊対抗の部」において迫撃砲小隊が優勝、「個人の部」では對馬1曹が第1位に輝きました。
また最先任上級曹長(湯浅准尉)を長とする連隊射撃プロジェクトチーム(以下PJ)は、PJ要員が連隊初となるIR照明弾下での間隙射撃を伴う組戦闘(空包)射撃を実施しました。IR照明弾下での暗視装置による目標の見え具合を確認するとともに組長及び組員の連携要領を演練し、射撃PJの最終目標であるIR照明弾下での分隊戦闘射撃の練度到達へのさらなる一歩を踏み出すとともに所望の成果を得ました。 |

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01式対戦車誘導弾射撃 |
9m拳銃射撃競技会 |

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狙撃銃射撃 |
各個戦闘射撃 |

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機関銃車上射撃 |
20式小銃射撃 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第2中隊40km行進訓練
令和4年11月29日 |
第6普通科連隊第2中隊(中隊長 坂脇3佐)は、11月29日(水)、美幌訓練場及び美幌駐屯地において、40キロ徒歩行進訓練を実施しました。
本訓練は、前日までの然別演習場で実施した連隊射撃野営に引き続き、中隊長以下の隊員が各個の体力・気力及び徒歩行進能力の向上を図ることを目的に実施しました。
寒さが増し、冬の気配を感じる季節において、早朝から小銃や背のうなど約20キロの武器装具を携行し、徒歩行進を開始しました。
行進間、中隊長の厳格な統制の下、行進規律を徹底し、各人が定められた方向を常時警戒しました。
特に休止間は、各小隊長及び分隊長の統制下で若年隊員に対し、全周警戒の実施等、基礎動作の確行を丁寧に教えました。
夕方頃から辺りは徐々に暗くなり、中隊は夜間行進に移行しました。日が沈み温度が急激に低下する中、体調管理に留意しながら徒歩行進を継続し、日付が変わる前に訓練が終了し、全隊員が無事40キロを完歩しました。
今回の訓練を終えた若年隊員からは「秋の行進訓練は、春や夏の温かさを感じる季節とは異なるため、先輩隊員が教育してくれた防寒対策が重要なのを身をもって感じた」、「40キロ行進をするのは初めてであり、不安を感じることもあったが、完歩出来て自分の自信に繋がった」と充実した訓練となりました。
中隊は本訓練を通じ徒歩行進訓練の目的を達成し、若年隊員に対する自信を付与する等、実りのある訓練となりました。 |

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警戒する隊員 |
冬の気配を感じる中、行進を開始 |

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全隊員が40キロを完歩 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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連隊最先任上級曹長陸曹候補生履修前教育確認
令和4年11月29日 |
第6普通科連隊最先任上級曹長(湯浅准尉)は、11月29日(火)、美幌駐屯地において、現在連隊で実施している第142期陸曹候補生履修前教育(第5偵察隊の3名を含む)の体力検定課目を確認しました。
最先任上級曹長は現在「戦士の育成」として、陸曹候補生に対し、初級陸曹として将来を見据えた意識を醸成させる、体力及び資質を向上させるとともに、陸曹候補生としての自覚を堅持させるなど陸曹候補生の育成に努めています。
最先任上級曹長は、第1陸曹教育隊が冬季の体力検定課目で実施するシャトルラン(往復持久走)の訓練状況を確認するとともに、自らも学生とともにシャトルランを実施しました。
体力検定終了後、最先任上級曹長は「シャトルランの目的は、個人の基礎体力の向上となるが、君たちは近い将来陸曹になり、後輩隊員の育成を担う存在となる。これからは、個人の体力の向上はもちろん大切だが、今後指導する立場になる視点をもって、訓練の準備、確認、実施等までしっかり考えてもらいたい」と陸曹になるために必要な心構えを述べました。
陸曹候補生は体力の向上を図れただけでなく、指導する立場としての着意事項及び大切さを学びました。 |

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陸曹候補生とともにシャトルランを実施 |

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初級陸曹になった後、指導していく立場として周到な準備の大切さを最先任上級曹長 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第5旅団最先任上級曹長陸曹候補生履修前視察
令和4年11月28日 |
第6普通科連隊最先任上級曹長(湯浅准尉)は、11月28日(月)、現在連隊で実施している第142期陸曹候補生履修前教育(第5偵察隊3名を含む)において、第5旅団最先任上級曹長(吉村准尉)の視察を受けました。
当日は木枯らしが吹く美幌訓練場において、陸曹候補生21名による防御訓練「陣地配置偵察」の状況を連隊最先任上級曹長の説明の下、旅団最先任上級曹長に確認してもらいました。
訓練終了後に旅団最先任上級曹長は、陸曹候補生に対し「これから入校するにあたり、必ず何度か壁にぶつかることがある。その時は決して一人で背負い込まず、大切な同期や上司に相談してくれ。
自衛隊という組織は、一人で任務を達成するものではなく、仲間(チーム)で任務を達成するものである。
このことを忘れないでもらいたい」と激励しました。
本視察を通じて、連隊の将来の陸曹の活躍を確認してもらえる素晴らしい機会となりました。 |

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旅団最先任上級曹長による訓練確認 |
陸曹候補生を激励する旅団最先任上級曹長 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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120mm重迫撃砲実弾射撃
令和4年11月2日~4日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、11月2日(水)~4日(金)までの間、矢臼別演習場において、120㎜重迫撃砲射撃を実施しました。
本射撃訓練は、火力支援中隊準備隊(隊長 田中3佐)と本部管理中隊重迫撃砲小隊が連携して120㎜重迫撃砲実弾射撃の射撃練度向上及び同準備隊の射撃訓練の資とすることを目的として実施しました。
3日当初、重迫撃砲小隊による射撃訓練を開始、全7コ任務の射撃を実施、その後は重迫撃砲小隊と火力支援中隊準備隊の計7コ分隊の編成により発煙弾等の射撃を実施しました。
夜間においては照明弾下のりゅう弾射撃及びIR照明弾下のりゅう弾射撃を実施しました。
4日午前には、火力支援中隊準備隊(7コ分隊)が、りゅう弾及び発煙弾射撃を実施し、全10コ任務を実施、午後には全射撃任務を終了しました。本射撃訓練において射撃指揮班、前進観測班及び射撃小隊の3者連携強化を図る等、火力支援中隊準備隊としての射撃能力の向上及びじ後の資を得ることができました。 |

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昼間射撃 |

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夜間射撃 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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連隊炊事競技会
令和4年11月22日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、11月22日(火)、美幌駐屯地において、令和2年度以来2年ぶりの連隊炊事競技会を実施しました。
本競技会は、いついかなる任務にも対処するために重要な基盤の1つである野外炊事能力の向上を図り、部外者の方々の舌を唸らせることを目的に実施しました。今競技会の審査内容は、作り手の調理技術、知識、創意工夫が表現される「中華料理」をテーマに「チャーハン・麻婆豆腐・中華サラダ・中華スープ」の4種類で5個中隊(オープン参加で火力支援中隊準備隊)による対抗方式で味覚・視覚を総合的に自衛官以外の方が審査員の主体となり評価し、炊事能力を競い合いました。
今回主食であるチャーハンは炊事競技会の種目としては連隊初であり、本競技会を企画した第4科長(北守1尉)は「普段我々が野外炊具により調理しているカレーなどは国民からも評判も良く、その出来映えは安定している。この競技会ではさらなる炊事能力向上のために野外炊具であえて難易度の高いメニューとし、どんなに難しいものであっても創意工夫すれば作れるということを知ってもらいたい」という思いから本メニューが精選され、チャーハンが主食となりました。
また、審査員は、平野美幌町長をはじめ、防衛・駐屯地モニター、隊友会、美幌駐屯地の警備隊区である2市・8町の自治体の防災関係者23名が、自衛隊側は航空自衛隊網走分屯基地司令(田中2空佐)、統裁官である連隊長、業務隊長(圓山2佐)、管理栄養士(竹田技官)、副連隊長(弓削2佐)、連隊最先任上級曹長(湯浅准尉)の6名が実施しました。
競技は、制限時間220分の中、各中隊の選手は「隊員には任務遂行の活力となる食事を、災害派遣においては、被災された方々の希望を繋ぐ生活支援の炊事、自衛隊が作る食事は、温かくて美味しい!」をモットーに笑顔になれる食事を提供できるよう意識し調理に臨みました。
特に様々な調理法が必要となる本競技会ですが、主食であるチャーハンを調理するためには、「いかにお米を炊く時に水分を飛ばすか」、「火力調整によるパラパラ感をどう表現させるか」の「炊く・炒める」が勝負の決め手となり、事前に本競技会のために分析した結果を基に練成成果を遺憾なく発揮しました。
調理終了後、審査(試食)が開始され、審査員は「チャーハンは中華風鍋や家庭的な物で調理したわけではないのにとてもパラパラになっており、いかに研究して調理に臨んだのが伝わります」など高評価を得た他「炒め具合が絶妙であり、どれも美味しくて審査に非常に迷います!」とどれも大絶賛でした。
全ての審査が終了後、厳正な審査の結果、多くの審査員の胃袋を見事鷲掴みにし、舌をうならせ高得点を得た本部管理中隊が優勝し、見事前回競技会に引き続き2連覇を達成しました。
連隊は、本競技会で得た成果をじ後の訓練等に生かすとともに災害派遣等における炊事支援において、「被災された方々のために温かくて美味しい温食」を提供できるよう、引き続き炊事能力向上を図っていきます。 |

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スムーズな切り込み |
切り込みと同時並行で炊飯準備 |

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お米の炊き具合を確認 |
心温まるスープを調理 |

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中華風サラダの調理 |
麻婆豆腐の調理 |

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主食であるチャーハンを調理 炒め具合が勝負の決め手 |

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仕上げの盛り付けを丁寧に |
完成 |

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各中隊の完成品 |
試食する審査員の役場職員 |

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どれもおいしくて悩む審査員 |
投票で「この味が良かった」と笑顔に |

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審査員等の方々と記念写真 |
優勝した本部管理中隊に連隊長から顕彰板を授与 |

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優勝した本部管理中隊 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し競技会を実施しています。 |
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永年勤続表彰式
令和4年11月18日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は11月18日(金)、美幌駐屯地において、永年勤続表彰式を実施しました。
本行事は自衛隊記念日(11月1日)にあたり、永年勤続25周年を迎えた美幌駐屯地の隊員7名(当日2名不在)に対し、防衛大臣表彰を連隊長が代理伝達して服務意欲向上に寄与するため実施しました。
式は当初、防衛大臣からの永年勤続隊員への「永年勤続者表彰状の贈呈に当たって」とした永年勤続者への感謝に関するメッセージが述べられました。引き続き連隊長から受賞者に対し、表彰状を一人ひとりに手渡され、「永年勤続25周年への栄誉を讃えるとともに今後のさらなる活躍を祈念する」と祝辞が述べられました。
その後、広報班が受賞者に敬意を払い精魂込めて作成した「永年勤続25周年を振り返るスライドショー」の鑑賞が始まりました。スライドショーでは入隊した年の当時の姿、世の中の出来事や流行になっていたもの、そして表彰者の結節にあたる年の姿が映像として映し出されその都度笑みや言葉が漏れました。鑑賞を終えた受賞者からは「こんなに過去を振り返れる面白いスライドショーを鑑賞したことがない。特に20代の自分の姿の写真が出てきた時は懐かしくて、当時の記憶が蘇った」など
の感想が述べられ、心に響く思い出に残るスライドショーとなり、行事が終了しました。 |

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永年勤続25周年記念表彰 |

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25年を振り返るスライドショー |
記念写真 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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秋季演習場定期整備
令和4年11月7日~14日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、11月7日(月)~14日(月)までの間、矢臼別演習場において実施された、演習場秋季定期整備に参加しました。
本演習場整備は、第5旅団(旅団長 鳥海陸将補)が計画する中期整備構想に基づき、矢臼別演習場における担任区域の定期整備を実施し、運用訓練態勢の実効性向上に資する訓練基盤の充実に最大限寄与することを目的として実施しました。
連隊は、弾着区域整備(不発弾捜索・防火帯整備)、射場整備、道路附帯整備(溜枡・暗渠を含む)、高圧線支障枝伐採・剪定・運搬を作業工程表に基づき整斉と整備しました。
特に第3中隊(中隊長 内山3佐)が担任する高圧線支障枝伐採等では、別海駐屯地業務隊と共に作業を実施し、同業務隊から「第6普通科連隊第3中隊の隊員のおかげで、理想の整備ができた」と感謝のお言葉を頂きました。
また「演習場整備の場を作戦と捉えた隊務運営」の認識の下、連隊整備指揮官の副連隊長に作戦会議の場で整備進捗を報告するとともに、効率的な部隊運用を目的とした指揮幕僚活動を実施しました。さらに、整備以外の時間を有効的に活用し、早朝には持続走、そして夕方には連隊に新しく装備された20式小銃の分解・結合、射撃予習の他、96式装輪装甲車の運用を確立するため日々訓練を実施し、さらなる任務遂行能力の向上を図りました。
連隊は、旅団の当初の計画を上回る進捗で整備任務を完遂し、1件の事故もなく駐屯地へ向け
帰隊しました。 |

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道路整備 |

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防火帯整備 |

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別海駐屯地業務隊と共に高圧線支障枝剪定 |
作戦会議 |

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20式小銃分解・結合 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し整備を実施しています。 |
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訓子府町総合防災訓練
令和4年10月16日 |
第6普通科連隊第1中隊(中隊長 板津1尉)は、10月16日(日)、訓子府町公民館において、訓子府町が主催する令和4年度訓子府町総合防災訓練に隊員11名をもって参加しました。
警察や消防などの関係機関約150名が参加した訓練は「停滞前線の影響により、断続的に降り続く雨の総雨量が78㎜となり、網走地方気象台から同町に対し大雨警報発表の連絡を受けた」という想定の下、高齢者に対する避難誘導や避難所の開設訓練が行われました。
第1中隊は、支援要請により「避難所に避難している町民に対し、野外炊具1号を現地に推進させ、カレーライス150食分を提供する」想定に基づき、炊き出し訓練を実施しました。
調理完了後、防災カレーの試食会が設けられ、参加者は「自衛隊のカレーはとても美味しい!!」「隠し味は何なんだろ?」と興味津々の様子であり、一杯では満足できず、二杯目、三杯目と試食されていた参加者もおり、第一中隊が調理した防災カレーは大好評でした。
また、給食支援以外にも公民館駐車場に体験・展示コーナーを設置し、隊員が軽装甲機動車及び96式装輪装甲車の説明を実施しました。
中隊の隊員は参加者の問いかけに対し、丁寧に説明するとともに、自衛隊の魅力を最大限発信していました。
本訓練を通じて、災害時における野外炊事能力の向上及び地域住民に対する自衛隊の活動への安心感を醸成させることが出来ました。 |

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炊き出し訓練 |

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車両展示 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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連隊武装走記録会
令和4年10月12日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、10月12日(水)、美幌駐屯地において、連隊武装走競技会を実施しました。
本競技会は、持続走・武装走能力の向上及び団結の強化を図るとともに、今後実施される旅団武装走競技会「優勝」を目的に実施しました。
連隊は、旅団武装走競技会「優勝」に向け、陸曹を主体とする武装走プロジェクトチームを令和4年3月から編成、同競技会を迎える日まで、HIIT(高強度インターバル)トレーニングや月1回の記録会を実施、体力の向上を図り続けており、今回はその練成成果を発揮する場ともなりました。
競技については小銃及び装具等を携行し、約5kmのアップダウンコースを個人のタイムで競い合う「個人競技の部」、各中隊の平均タイムにより順位を決定する「中隊対抗競技の部」に区分して実施し、連隊全隊員を対象に約450名の隊員が参加しました。連隊長が掲げる「各中隊の模範たる連隊本部」の下、当日勤務員で参加する連隊本部要員は、前日に同コースでのタイムトライアルを実施し、連隊本部が先陣を切って競技会の前哨戦を飾りました。
競技会当日早朝から第1グループの連隊長、副連隊長、最先任上級曹長、各連隊幕僚、各中隊長及び各中隊先任上級曹長から競技がスタートし、第2グループで連隊幹部全員と女性自衛官が続き、第11グループまで熱戦の死闘を実施しました。各中隊は平均タイムを1秒でも短縮させるため、練成の成果を最大限発揮、自分の持てる力を出し切り、部隊の威信、己のプライドを懸け激走、最終11グループが昼過ぎにゴールし、一件の事故もなく無事競技を終了しました。
結果、「中隊対抗競技の部」において第3中隊(中隊長 内山3佐)が前回に引き続き優勝し、優勝旗及び顕彰板を連隊長から授与されました。
「個人競技の部」においては、男性自衛官25歳以下の部で第3中隊の遠嶋士長が、26歳から35歳の部で同 遠藤3曹が、36歳から45歳の部で本部管理中隊の西村2曹が、46歳以上の部で第1中隊の柳1曹が、女性自衛官の部で本部管理中隊の杉浦士長が、それぞれ各一位で表彰されました。
連隊は旅団武装走競技会「優勝」獲得に向け、連隊一丸となり引き続き練成に励んでいきます。 |

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各中隊が一斉にスタート |
各中隊がプライドを懸け激走 |

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本部管理中隊(写真先頭) |
第1中隊(写真先頭) |

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第2中隊(写真先頭) |
第3中隊(写真先頭) |

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機動戦闘車中隊準備隊 |
火力支援中隊準備隊 |

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女性自衛官の部 |
優勝した第3中隊に優勝旗を授与 |

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第3中隊2連覇達成 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し競技会を実施しています。 |
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第5旅団レンジャー養成集合教育徽章授与式
令和4年10月7日 |
令和4年度第5旅団レンジャー徽章授与式が10月7日(金)、釧路駐屯地において実施され、第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)に7名の新たなレンジャー隊員が誕生しました。
当日午前、旅団隷下各部隊から参加した隊員が部隊ののぼりを掲げるとともに爆竹を鳴らすなど盛大な出迎えの中、行動訓練の全任務を完遂したレンジャー学生が無事、釧路駐屯地へ帰還しました。
学生長が第5旅団長(鳥海陸将補)に対する帰還報告を実施後、旅団長より学生一人ひとりに対して光り輝くレンジャー徽章が授与されました。
旅団長から「精神的、肉体的な極限状態を乗り越え、周囲の期待、励まし、祈りに応え、強固な団結力と不撓不屈の闘志をもって、精鋭20名が与えられた任務を無事完遂したことを、旅団長として大変心強く思う。諸官の胸に燦然(さんぜん)と輝くレンジャー徽章は、過酷な訓練を乗り越えた者のみに与えられるものであり、レンジャー隊員としての栄誉の証である。今後はこの輝きを失わないで旅団の戦力として活躍してもらいたい」と訓示を述べ、レンジャー徽章授与式が終了しました。
徽章授与式終了後、学生はご家族、上司や同僚との久しぶりの再会に喜びの表情を見せるとともに、中には嬉しさのあまり涙する学生もいました。
レンジャー徽章を授与された連隊の学生からは「ここまでくるのに一日一日を乗り越えるのも必死であり、何度も心が折れそうな日々でした。しかし共に本教育を過ごしてきた大切な同期達、また、部隊の方々からの応援、そして愛する妻からの心の支えがあったからこそ、全ての任務を完遂し輝くレンジャー徽章を妻に見せることが出来ました。今後は「第18期旅団レンジャー隼煉戦闘隊」の一員として、機敏、勇敢で困難な状況でも立ち向かうために日々鍛え、レンジャー隊員として、そして家族を守る夫として、人間を成長させていきます」と妻への感謝と今後の抱負が述べられました。 |

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出迎え |
徽章授与(浦沖2曹) |

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徽章授与(松本3曹) |
徽章授与(樋口3曹) |

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ご家族から花束贈呈(柴崎3曹) |
輝くレンジャー徽章を胸に(菊地3曹(左)) |

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奥様と記念写真(松田3曹) |
部隊のみんなで記念写真(高橋3曹) |

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連隊に7名のレンジャー隊員が誕生 次は隼煉戦闘隊の一員として活躍せよ |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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置戸高等学校授業支援
令和4年10月4日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)及び第121地区警務隊美幌派遣隊(隊長 二上2尉)は、10月4日(火)、北海道置戸高等学校及び置戸町内において、置戸高等学校授業支援を実施しました。
本授業支援は北海道唯一の福祉科設置校である置戸高校の生徒と自衛隊が連携し、要介護者を安全に搬送する訓練を実施し、災害対処能力の向上を図ることを目的に実施しました。
自衛隊からは第6普通科連隊第1中隊(中隊長 板津1尉)、本部管理中隊衛生小隊及び第121地区警務隊の計21名が、置戸高校からは先生・生徒22名、合わせて43名が参加しました。
当日午前、置戸高校体育館において、第1中隊長から生徒に対し「陸上自衛隊の災害派遣」と題し、東日本大震災や胆振東部地震等、過去の自衛隊災害派遣活動について講話を実施しました。併せて災害時に自衛官が携行する背のう及び防災グッズを紹介し、自衛隊の活動に対する理解促進を図りました。
その後、台風や豪雨などによる大量の降水により街全体が冠水したことを想定し、施設への雨水の流入を防ぐための水防訓練の一環として土のうの作成と設置要領について教育を実施しました。生徒に対し、水圧に強い土のうの積み方等を展示するとともに、生徒自らが土のうを作成する等、実習を通じて水害から身を守る方法について教育しました。
教育終了後、第1中隊及び衛生小隊は、自衛隊車両を使用した避難所への輸送訓練を実施しました。
初めに、本授業で使用する自衛隊車両の安全教育を実施し、引き続き、車いす、歩行補助機、ストレッチャー等を活用した自衛隊車両への乗車要領等について検証し、要介護者を安全・迅速に乗車させる最良の方法を生徒と共に検討しました。
最後に、先生が要介護者となり、介護施設から避難場所まで自衛隊車両により輸送する総合訓練を実施しました。隊員は生徒と連携し要介護者(先生)を自衛隊車両に迅速・安全に乗車させ、第121地区警務隊の車両誘導のもと、避難施設への輸送を迅速に実施しました。
訓練終了後、生徒との意見交換会を実施し、生徒からは「私達が焦ってしまうと要介護者も不安になるため(大丈夫ですよ等の)安心できる声掛けが重要だった」、「型にはまらず、それぞれの利用者様のニーズにあった介護(避難)が大切だとわかった」など、要介護者への目線に立った対応が必要だという意見があり、今後の改善すべき事項が積極的に述べられました。
最後に生徒と隊員で記念写真を撮影し、本授業支援を終了しました。 |

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1中隊長による講話 |
土のう作成教育 |

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要介護者を自衛隊とともにどうやったら迅速・安全に乗車させることができるかを研修 |

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総合訓練 生徒と自衛隊が連携 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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第5旅団最先任上級曹長訓練実視
令和4年9月26日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月26日(月)、然別演習場において、第3次連隊射撃訓練及び狙撃班訓練検閲の実施間に、連隊最先任上級曹長(湯浅准尉)が長となり現在進めている射撃PJの状況等を第5旅団最先任上級曹長(吉村准陸尉)が現地確認しました。
吉村准尉は、湯浅准尉から状況報告を受け、当初、89式5.56mm小銃の各個戦闘射撃検定を実施している本部管理中隊の状況を確認しました。湯浅准尉は、今年度連隊で確立した陸曹による各個戦闘射撃の要領や今後の段階的な射撃練度の向上により、最終的には81mm迫撃砲IR照明弾下における分隊戦闘射撃を実施することを説明しました。
次に狙撃班訓練検閲において、本部管理中隊の狙撃班が状況下における実射検閲を受閲している場面の中、狙撃班の研ぎ澄まされた集中力や忍耐力、射手及び観測手の連携要領を確認し訓練実視が終了しました。
第6普通科連隊の隊員の活躍を旅団最先任上級曹長に確認してもらえる素晴らしい機会となりました。 |

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各個戦闘射撃訓練を視察 |

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狙撃班の訓練検閲を視察 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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狙撃班訓練検閲
令和4年9月26日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月26日(月)、然別演習場において、本部管理中隊狙撃班の訓練検閲を実施しました。
本訓練検閲は、状況下における実射による検閲を行い、じ後の訓練の資とすることを目的に実施しました。
26日早朝から試射を行い、試射終了後狙撃班が潜入を開始、射撃陣地を占領し、状況が開始されました。
狙撃班はいつ現出するかわからない射距離不明の的を忍耐力で何時間も待ち続け、対象の的(敵)が現出した際には自己位置から的(敵)の位置までの距離を正確・迅速に判定し、かつ確実に命中させるため、射手及び観測手が連携した射撃により命中させていきました。
さらに状況間、友軍や優先目標以外の現出に対しては確実な彼我識別を実施するとともに、霧発生の状況では、組間で定めていた目標配分を柔軟に変更し、的(敵)を視認できる組が狙撃する組射撃により連携を図り、任務を達成しました。
狙撃班は、本訓練検閲の結果を踏まえ、今後の訓練の資となる教訓を得ることが出来ました。 |

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訓練開始式 |
ひたすら忍耐力でいつ現出するか わからない的(敵)を何時間も待ち続ける |

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霧の発生 |
射手及び観測手の連携 |

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研ぎ澄まされた集中力でターゲットに命中 |
優秀隊員表彰 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第5旅団最先任上級曹長訓練実視
令和4年9月26日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月26日(月)、然別演習場において、第3次連隊射撃訓練及び狙撃班訓練検閲の実施間に、連隊最先任上級曹長(湯浅准尉)が長となり現在進めている射撃PJの状況等を第5旅団最先任上級曹長(吉村准陸尉)が現地確認しました。
吉村准尉は、湯浅准尉から状況報告を受け、当初、89式5.56mm小銃の各個戦闘射撃検定を実施している本部管理中隊の状況を確認しました。湯浅准尉は、今年度連隊で確立した陸曹による各個戦闘射撃の要領や今後の段階的な射撃練度の向上により、最終的には81mm迫撃砲IR照明弾下における分隊戦闘射撃を実施することを説明しました。
次に狙撃班訓練検閲において、本部管理中隊の狙撃班が状況下における実射検閲を受閲している場面の中、狙撃班の研ぎ澄まされた集中力や忍耐力、射手及び観測手の連携要領を確認し訓練実視が終了しました。
第6普通科連隊の隊員の活躍を旅団最先任上級曹長に確認してもらえる素晴らしい機会となりました。 |

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各個戦闘射撃訓練を視察 |

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狙撃班の訓練検閲を視察 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第3次連隊射撃訓練
令和4年9月24日~27日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月24日(土)~27日(火)までの間、然別演習場において、第3次連隊射撃訓練を実施しました。
本訓練は、個人及び部隊の射撃練度向上を図ることを目的に、各個戦闘射撃及び81㎜迫撃砲射撃を実施しました。
特に25日の81mm迫撃砲射撃は昼間の他、今年度初の夜間射撃を実施しました。暗闇において、照明弾を打ち上げ、弾着地域を間断なく煌々と照らしてる間に榴弾を次々と発射し、目標を正確に射撃しました。さらに今回は、可視光ではなく赤外線を発することで暗視装置を使用した射撃を容易にするIR照明弾射撃も実施し、目標物の視認について景況確認することにより、じ後のIR照明弾下の分隊戦闘射撃実施への資を得るとともに、夜間における迫撃砲射撃の練度向上及び各弾薬の特性の理解を得ることが出来ました。 |

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各個戦闘射撃 |
81mm迫撃砲射撃(昼間) |

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81mm迫撃砲射撃(夜間) |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第2中隊訓練検閲
令和4年9月9日~14日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月9日(金)~9月14日(水)までの間、航空自衛隊網走分屯基地(基地司令 田中2空佐)の全面的な協力の下、第2中隊(中隊長 坂脇3佐)の訓練検閲を実施しました。
検閲は、同分屯基地所属の航空自衛隊第28警戒隊との協同基地警備訓練の場で行なわれ、検閲課目を「重要防護施設の防護に任ずる普通科中隊の行動(部隊交代を含む)」とし航空自衛隊との協同警備における連携強化を図ることを目的に実施しました。
9日午後に第2中隊は、先行班を航空自衛隊網走分屯基地に前進させ、現在上番している警護部隊から確実な任務の引継ぎのため、現在の状況、注意すべき事項、申し送り物品等の必要な情報を申し受けました。
中隊主力については10日午後に到着し、上番部隊から申し受けを完了し、重要防護施設の警護に移行しました。
その後、第2中隊長は防護命令を下達し、戦闘指導・戦闘予行を行いました。特に現在の態勢、警護出動下の行動、夜間配備における認識の共有を図り、企図の徹底を図りました。
11日早朝には即応対処部隊による実員を用いた戦闘予行を実施し、配備時間等の見積り・不具合を速やかに修正し、敵の可能行動に基づく不測事態対処における小隊の具体的対応要領を徹底し、即応態勢を確立しました。
12日には、任務遂行する上で各人の能力に必要な射撃・格闘・救急法の練度判定を実施しました。
その後、隊員の一部に戦闘損耗を付与し、不測事態における中隊長の状況判断を確認したところ、第2中隊長は速やかに部隊の状況を把握し、任務を継続できる態勢を確立するため、各小隊を再編成し、現態勢で任務達成するための柔軟な状況判断を確認しました。
13日午前には連隊内の部隊交代のための第3中隊先行班が到着し、第2中隊は円滑な部隊交代要領について中隊間で認識の共有を図り、綿密な部隊交代の調整を進め、特に部隊交代時の不測事態対処を念入りに行い、構想の具現化に努めました。
14日早朝には、第3中隊主力が到着し、警備任務の引継ぎや上番間に発生した事案等の申し送りをもって訓練検閲は終了し、第2中隊は任務を完遂しました。 |

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実員による戦闘予行 |
警備任務 |

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確実な申し送り |
9mm拳銃射撃 |

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格闘 |
救急法 |

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任務完遂した第2中隊 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第3中隊訓練検閲
令和4年9月13日~16日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月13日(火)~9月16日(金)までの間、航空自衛隊網走分屯基地(基地司令 田中2空佐)において、第3中隊(中隊長 内山3佐)の訓練検閲を実施しました。
検閲は、同分屯基地所属の航空自衛隊第28警戒隊との協同基地警備訓練の場で行なわれ、検閲課目を「重要防護施設の防護に任ずる普通科中隊の行動(部隊交代)」及び「航空自衛隊網走分屯基地第28警戒隊との協同基地警備に任ずる普通科中隊の行動」とし、航空自衛隊との協同警備における連携強化を図ることを目的に実施しました。
13日、連隊独自の課目として各人の能力に必要な射撃、格闘、救急法の練度判定を実施しました。特に救急法については、林内において明度がない中、夜間における負傷者処置を練度判定に取り入れて実施しました。
その後、第3中隊の先行班が航空自衛隊網走分屯基地に到着し、先に警備任務に就いている第2中隊との認識の共有を図る等、周到な部隊交代準備を実施しました。
14日には主力が網走分屯基地に到着し、第2中隊との警備任務の引継ぎや上番間に発生した事案等の情報共有を確実に図ることで容易に部隊交代ができました。
15日には検閲課目の第28警戒隊との協同基地警備訓練の状況が開始され、網走分屯基地に到着している第3中隊の先行班は速やかに協同指揮所へ前進して、第28警戒隊から現在の状況を掌握し、その後、主力到着に併せて現地確認等作戦準備を開始しました。
正午には、第28警戒隊と協同し、警備小隊が重要防護施設を防護するとともに、巡察小隊が機動巡察を開始し、敵を警戒しつつ付与された各種状況に応じた迅速な対応を実施しました。特に夜間襲撃の際には、速やかに部隊を展開させ、あらゆる不測事態に対処しました。
また本作戦を通じて第3中隊は第28警戒隊と協同の部内ネットワーク(正蒼院)を活用して、共通作戦図(COP)により作戦地域における情報共有の迅速化を図る等、航空自衛隊との新たな連携要領の基礎を確立しました。これらの成果を踏まえ、第3中隊は協同指揮所において、ドローン対処、夜間における協同の第1線救護、襲撃対処等を実施し、第3中隊協同基地警備における任務を完遂しました。 |

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陸自と空自の協同訓練 |
協同指揮所で認識の共有を図る |

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落着ドローンの現場保存(空自) |
夜間の第一線救護 |

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陸自と空自との協同医務室での処置 |
陸空での連携強化を図る |

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陸自と空自の協同訓練終了後の記念写真 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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旭小学校一日防災学校支援
令和4年9月6日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、9月6日(火)、美幌町立旭小学校が実施する一日防災学校において、警察及び消防と共同して車両展示支援を実施しました。
旭小学校での一日防災学校支援は、今年で5回目の支援となり、防災教育の一環として児童に対し、地震や火事から暮らしを守るために様々な機材があることを教え、実際に触れさせることで理解を深めることを目的として実施しています。
一日防災学校は、当初自衛隊、美幌警察署及び美幌消防署の紹介が行われた後、1年生・4年生の児童を対象とした車両見学授業が実施されました。連隊からは軽装甲機動車、96式装輪装甲車及び1t半救急車を展示しました。
児童は普段触ることの出来ない自衛隊車両を前に「かっこいい!」、「早くのってみたい」と興味津々、実際に乗車すると記念写真を撮影したり、座り心地や車内を確認してみたり「これは何に使うの?」などと様々な問いかけが飛び交いました。支援に参加した隊員は児童の問いかけに対し、わかりやすく説明するとともに、自衛隊の魅力を印象付けていました。
連隊は、本支援を通じて自衛隊に対する理解の深化を図るとともに、児童達にとって『頼れるかっこいい自衛隊』を目指し、訓練等に励んでいきます。 |

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自衛隊・警察・消防の車両をグラウンドに展示 |
自衛隊車両を前に興味津々 |

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児童達で大行列 |
問いかけにわかりやすく説明 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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秋季例大祭神輿渡支援
令和4年9月5日 |
第6普通科連隊新隊員教育隊(教育隊長 藤田准尉)は9月5日(月)、美幌町内において3年ぶりに美幌神社秋季例大祭祭典委員会が主催する秋季例大祭神輿渡支援を実施し、「地域と共に」を実際に肌で体験し、地域の恒例行事の円滑な神輿運営に寄与しました。
本例大祭は、コロナ感染者が増加し一度は「今年も中止か」と検討されましたが、地域の方々を元気にしたいとの主催者側の強い思いから、新型コロナウイルス感染対策として、神輿を担がず、車両の荷台に神輿を載せたまま前進という実施要領となりました。教育隊長の「地域の方々に触れ合い、町の方に恩返ししたい」との想いから、新隊員30名が例大祭の神輿支援に参加し、車両の前方で社名旗や日付旗等を高く掲げながら美幌町内を普段とは違う法被姿で堂々と巡りました。
当日は絶好の神輿日和となり、美幌神輿会、近隣市町の神輿会々員及び新隊員教育隊が集合し、美幌神社を出発しました。
神輿は地域の安全と繁栄を祈るため、町内25箇所に設けられた御旅所を「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い掛け声を響かせながら巡るものであり、沿道には縁起の良い神輿をひと目見ようと見物客が訪れていました。子供連れの見物客の中には獅子舞に扮した新隊員に近づき、「健やかな成長に繋がりますように」と子供の頭を噛んでもらい邪気を食べてもらっている場面も見られました。
約5kmの道のりを練り歩き、神社到着をもって神輿が終了しました。第6普通科連隊新隊員教育隊は、本神輿支援を通じて、地域の恒例行事に貢献するとともに地域住民との一体感の醸成を図ることができました。 |

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神輿は車両荷台で前進 |
25ヶ所の御旅所を巡る |

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獅子舞に扮する新隊員 |
邪気を食べようと子供に近づく獅子舞 |

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初の部外支援を地域と共に体験 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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衛生小隊訓練検閲
令和4年8月29日~9月3日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、8月29日(月)~9月3日(土)までの間、北海道大演習場において実施された、北部方面隊総合戦闘力演習の場を活用して、第5後方支援隊衛生隊と連携し、本部管理中隊衛生小隊(小隊長 藤原2尉)に対し、訓練検閲を実施しました。
本訓練検閲は、衛生小隊の行動について練度を評価・判定し、じ後の進歩向上を促すこと及び第5後方支援隊衛生隊との連携強化を目的に実施しました。特に、大量患者発生の状況に加え、現代戦の特性で発生の頻度が増加した急性ストレス障害を発症した隊員への対応を初めて実施しました。
8月29日状況が開始され、作戦当初から旅団衛生系と連隊衛生系の単独の通信系を構成し、連携を容易にするとともに、負傷した隊員の状況を逐次無線で連絡し現場の隊員へ救護の指示を行い、少しでも救命率を上げるよう実施しました。
衛生小隊は、戦況の推移に応じて連隊収容所を分派、2箇所の救護所を開設し、患者後送・救護を実施して、救命率の向上を図りました。特に、8月31日、8名の大量負傷者発生及び9月1日、11名の大量負傷者発生並びに急性ストレス障害患者の発生、さらには、後送中における車両故障などの複合的な状況付与に対し、トリアージを適切に実施するとともに、配属担架員を活用しつつ旅団衛生系無線を活用した救急車の統一運用により戦闘損耗を最小限に抑えることができました。
また、現代戦の特性である急性ストレス障害に対しては、復帰を前提とし、隊員を患者として扱わずに衣食住及び短期の休息を与えつつ部隊と連携し、迅速な戦場復帰を促すために、旅団心理幹部の派遣依頼等の演練をしました。
さらに今回救急車は、1t半救急車に換えて96式装輪装甲車救急車を運用し、防護力を生かした患者後送を実施する等、作戦の終始を通じて人的戦闘力の維持・増進を図りました。
衛生小隊は今後、藤原小隊長を核心として、第一線における救護においては、隊員自らの救急処置から連隊収容所、旅団収容所までの後送等を一連の行動で実施し、更なる救護能力向上を図るともに、実戦場におけるトリアージ、優先順位について具体的な検討が必要であることを認識しました。 |

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負傷者を必死に治療する衛生隊員 |
1t半救急車に換えて96式装輪装甲車を運用 |

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大量患者発生における救護活動 |
96式装輪装甲車の防護力を活かした救護活動 |

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急性ストレス患者に寄り添う衛生隊員 |
患者を衛生小隊から旅団衛生隊へ引継ぎ |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第36回北海道ビホロデュアスロン大会支援
令和4年8月21日 |
第36回北海道ビホロ100㎞デュアスロン大会が8月21日(日)、美幌町で3年ぶりに開催され、第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)の隊員17名、車両6両をもって大会本部支援、関門支援及び競技運営支援を実施し、円滑な大会運営に寄与しました。
同大会は5つの競技部門があり、第1部は最初に10kmのランニング、次いで80kmの自転車、最後に10㎞のランニングの合計100㎞、第2部は最初のランニングを除いた合計90㎞、チャレンジ第3部は自転車52㎞、ランニング10㎞の合計62㎞、ジュニアの部は最初に1㎞のランニング、次いで5㎞の自転車、最後に1kmのランニングの合計7km、最後にチームの部は2名1組で1名自転車80km、1名ランニング10kmを分担して走り、それぞれの部門で、北海道内外及び駐屯地の隊員も参加し、総勢254名の多数の選手が最高気温30度という猛暑の中、過酷なレースを競い合いました。
連隊の支援隊は、円滑な大会運営に寄与するため、美幌町柏ヶ丘陸上競技場に通信所を開設し、大会役員を通じた各所への指示や支援隊の行動全般を統制、中継支援は通信本部及び各関門における中継支援、関門支援は参加者が各関門を通過する際の順位報告を実施しました。
また、競技運営支援として協議審判を実施するための輸送支援、リタイア者の収容要請を実施する後走車支援等を整斉と行い、大会の安全かつスムーズな進行に寄与し、約6時間にわたる支援活動を完遂しました。
第6普通科連隊は本大会支援を通じて、美幌町をはじめ道内外の方々の自衛隊に対する信頼感の醸成を図ることが出来ました。
また、本大会に参加した隊員の中で第1部男子40歳以上60歳未満の部において第6普通科連隊火力支援準備隊の岡部2曹が第3位に輝くとともに、同じく本部管理中隊の三浦2曹が親子で各部門に参加し、三浦2曹がチャレンジ3部で第3位に、娘がジュニアの部小学5~6年生で男女合わせて総合優勝し親子共々表彰されました。 |

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競技運営支援 |

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関門支援 |

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第6普通科連隊の隊員も参加 |
100km男子40歳以上~60歳の部未満で 第3位に輝いた岡部2曹 |

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三浦2曹が親子で参加
娘がジュニア女子小学5~6年生で総合優勝
三浦2曹がチャレンジ3部で3位に輝き、親子共々表彰された |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し支援を実施しています。 |
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最先任上級曹長交代式
令和4年7月29日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、7月28日(木)、美幌駐屯地において最先任上級曹長交代式を行い、第7代最先任上級曹長 藤田健治准陸尉から第8代最先任上級曹長 湯浅正明准陸尉へ責務と熱い想い、そして継続する改革が引き継がれました。
式は美幌駐屯部隊の先任上級曹長及び連隊各中隊長等が陪列の下、離任・着任最先任上級曹長紹介、告達、徽章継承が実施されました。
まず初めに、藤田准尉に対し、第5旅団長(鳥海陸将補)より預かった褒賞状とメダルが授与され、引き続き連隊長より第4級賞詞が授与されました。
表彰終了後、下番最先任上級曹長の藤田准尉の息子である藤田3曹(第2中隊所属)から「是非とも父親の藤田准尉の交代式で何かしたい」との思いを受け、連隊を代表して花束を手渡しするサプライズを実施しました。何も知らない藤田准尉は驚きながらも息子から「3年間の最先任上級曹長勤務お疲れ様でした」との心のこもった言葉とともに花束を手渡され、非常に嬉しい気持ちと安堵の様子を見せていました。
その後、連隊准曹士全隊員を前に藤田准尉から「これからの6連隊を隊員一人ひとりのみんなで作りあげてください。精強な部隊になることを願います」と下番の辞を述べ、次に湯浅准尉より「歴代最先任上級曹長が築き上げた伝統とその想いを継承して改革を継続するとともに、さらなる鍛錬練磨により、ゆるぎない強靱な第6普通科連隊をみんなの手で作り上げていきましょう」と訓示を述べ、式を終了しました。
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第7代(写真左)から第8代(写真右)へ最先任上級曹長としての伝統と思いが引き継がれる |
表彰(下番最先任上級曹長・藤田准尉) |

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サプライズ
(下番最先任上級曹長へ息子から花束贈呈) |
上番最先任上級曹長・湯浅准尉による訓示 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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市中パレード及び美幌駐屯地創立71周年記念行事
令和4年7月17日~18日 |
美幌駐屯地(司令 河村1佐)は、7月17日(日)、美幌駐屯地創立71周年記念行事の前日行事である市中パレードを美幌町内で実施し、翌日の7月18日(月)、美幌駐屯地創立71周年記念式典を3年ぶりに美幌駐屯地で挙行しました。
両行事共に女性自衛官が旗手として活躍し、第6連普通科連隊旗手を久保田3尉が、第101特科大隊旗手を山口3曹が務めました。
17日、美幌町内のメイン道路において市中パレードに先立ち、第5音楽隊(隊長 櫛引2尉)がミニコンサートを開催し、演奏で周辺住民の方々に笑顔と幸せを届けました。
市中パレードは町道1号(通称・桜通り)を約550mにわたり通行止めとし、美幌駐屯部隊人員約180名、車両約60両による車両行進を実施して、ご来賓や数多くの沿道における観客を前に堂々の行進を披露しました。
翌日の18日には、駐屯地において駐屯地創立71周年記念式典が挙行されました。
本年の記念行事実施にあたり、新型コロナウイルス感染防止措置から公募による入場を制限した状況での行事実施となりましたが、公募の上限の約1000名を超える応募がありました。
記念式典に先駆け会食の代わりに名刺交換会を実施し、多数の来賓ご立席のもと駐屯地司令感謝状贈呈式を行い、駐屯地の充実・発展にご協力された功績として、個人5名及び4団体に対し、駐屯地司令感謝状を贈呈しました。
記念式典には、美幌地方自衛隊協力会会長(平野浩司美幌町長)、4名の国会議員、3名の道議会議員をはじめ隊区内の2市8町の市長及び町長、歴代駐屯地司令など多数の来賓のご臨席をいただきました。
司令は式辞において「美幌駐屯地の発展は、今日までの諸先輩方の功績と美幌町をはじめ隊区内の地域の方々の支えの賜物であることを忘れることなく、加えて「信頼は、小さな信頼の積み重ねでしか築くことはできない」ことを胸に刻まなくてはならない。そのためには、引き続き、我々一人ひとりが自衛隊の任務、そして服務の宣誓に書かれていることを胸に、「当たり前の明日を迎えるために」、日々の訓練に邁進していく」と誓いました。
次に来賓祝辞として、美幌地方自衛隊協力会・平野会長、元外務副大臣参議院議員・佐藤正久氏、農林水産副大臣衆議院議員・武部新氏、外務副大臣衆議院議員・鈴木貴子氏、元国務大臣参議院議院・鈴木宗男氏から美幌駐屯地に対する力強い応援のメッセージを頂きました。
引き続き行われた観閲行進において、本部管理中隊及び第1中隊は、武力攻撃事態等への任務を表現すべく戦闘服装での車両行進を、第2中隊は冬季の任務を表現すべく、隊員が冬季服装を身に纏い、78式及び10式雪上車、冬季迷彩を纏った高機動車による行進を、第3中隊は、災害派遣時の服装の陸上自衛隊ベストを身に纏い、災害派遣時に出動する車両で行進を実施しました。
来場者からは、「普段記念行事では冬季装備や災害派遣装備は見られなかったので、新鮮さを感じた」との声がありました。
観閲行進終了後は、第5音楽隊(帯広)による音楽演奏や第5偵察隊(別海)及び連隊の混成部隊によるオートバイドリル、迫力ある訓練公開を実施し、訪れた多くの来場者を魅了しました。特に90式戦車の体験試乗は、300名以上の希望が殺到する中、抽選により幸運にも50名の方々が当選し、普段体験できない戦車試乗に子供から大人まで興奮する様子が見られました。
本記念行事は、終日大賑わいし、来場者からは「とても楽しかった。来年もまた来たい」とのお声を頂く等、駐屯地に対する地域住民の信頼感の醸成及び防衛基盤の拡張を図ることができました。
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3年ぶりの市中パレード |
今年で最後の参加となる101特科大隊 |

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名刺交換会 |
感謝状贈呈式 |

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連隊旗手を務める女性自衛官久保田3尉 |
大隊旗手を務める女性自衛官山口3曹 |

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観閲式典 |
観閲行進 |

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6連2中が冬季装備で参加 |
6連3中が災害派遣装備で参加 |

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第5音楽隊による演奏 |
第5偵察隊及び6連混成によるオートバイドリル |

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訓練公開 |

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装備品展示 |
90式戦車による体験試乗 |

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駐屯地曹友会によるちびっこコーナー |
帯広地方協力本部網走地域事務所によるブース |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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旅団集成対戦車小隊実弾射撃
令和4年7月8日~12日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、7月8日(金)~12日(火)までの間、矢臼別演習場において実施された第5旅団令和4年度旅団集成対戦車小隊実弾射撃訓練に参加しました。
本訓練は、今年度第5旅団内各普通科連隊に新編された本部管理中隊対戦車小隊に対し、中距離多目的誘導弾の射撃能力向上を図ることを目的とした初めての実弾射撃になりました。
対戦車小隊(小隊長 森2尉)は、本射撃を実施するにあたり、射撃要領は理解しているが実際に射撃をしたことがなく不安を抱える隊員が多く散見されたことから、美幌駐屯地において、座学及び三者連携(小隊本部、分隊、前進観測班)を重視した射撃予習等を実施した他、6月上旬に行われた第1陸曹教育隊の実弾射撃に参加し、射撃の景況や安全管理、射撃の管理要領を研修する等、入念な射撃準備を実施して本訓練に臨みました。
迎えた12日実射当日、小隊は実弾1発に初弾必中の思いを込めて、安全管理に留意しつつ射撃を実施し、訓練成果を遺憾なく発揮して無事目標に命中させ、射撃訓練を終了しました。
森小隊長は「初の実弾射撃を命中させることができてよかった。この経験を連隊における対機甲戦闘の骨幹となる部隊として今後の訓練に反映させるとともに、さらなる練度向上を図っていく」とさらなる高みへの意気込みを語りました。 |

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中距離多目的誘導弾初の実弾射撃 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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第1普通科中隊訓練検閲
令和4年6月13日~17日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)は、6月13日(月)~6月17日(金)までの間、美幌駐屯地、同訓練場及び射場において、第1普通科中隊(中隊長 板津1尉)に対し、訓練検閲を実施しました。
本訓練検閲は、検閲課目を「重要防護施設の防護に任ずる普通科中隊の行動」とし、じ後の進歩向上を促すことを目的に実施されました。
13日状況が開始され、第1普通科中隊は、3コ小隊を検問部隊、巡察部隊及び防護部隊に編成して、重要防護施設を防護するとともに、武装工作員等の不法行動等対処の任務を遂行しました。
現代戦の特性におけるサイバー攻撃、フェイクニュース等、様々な突発的状況に対し、獲得した情報を部内ネットワークシステム等を活用した情報共有を図るとともに、各種国内法等に基づき状況判断を実施しました。
この際、長期的な勤務でも任務を遂行できる基盤を確保するため、各級指揮官は、隊員の勤務態勢に留意しつつ、常時警戒態勢を維持しました。
さらに、日頃の教育、訓練、各種検定は、全て任務遂行に通じていることを理解させるとともに、現状の練度を確認する目的として、「不法侵入者に対する武装解除」の場面を活用した格闘検定課目(不審者の制止、拘束・連行)の練度判定、「不法侵入者対処時における負傷者発生状況」の場面を活用した救急法検定課目(第1線救護能力)の練度を判定、「不法侵入者に対する段階的な武器使用」の場面を活用した実弾による射撃(至近距離射撃検定)を一連の状況下において全隊員が実施しました。
17日に状況が終了し、全ての任務を完遂した第1普通科中隊は、今検閲で得た訓練成果・教訓、検定結果等を今後の資とし、さらなる躍進に繋げていきます。
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検問所歩哨 |
人員点検 |

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重要防護施設周辺の警戒 |
巡視 |

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戦闘指導 |
格闘検定 |

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救急法検定 |
至近距離射撃検定 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し訓練を実施しています。 |
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美幌駐屯地創立70周年記念碑除幕式
令和4年5月23日 |
美幌駐屯地(司令 河村1佐)は、5月23日(月)、駐屯地において美幌地方自衛隊協力会(会長平野美幌町長)から寄贈していただいた創立70周年記念碑完成に伴う除幕式を開催しました。
除幕式は、昨年の令和3年に実施予定でしたが、新型コロナウイルス蔓延の影響により延期となり、今回感染者数減少に伴い開催する運びとなりました。
式は美幌地方自衛隊協力会の方々を招き、記念碑の完成を祝うとともに、感謝の意を込めた除幕式には駐屯地担当隊区内2市8町の協力会役員(各市及び町の首長)及び司令、業務隊長、各部隊長を含む39名が参加しました。
除幕式において、美幌地方自衛隊協力会会長の平野美幌町長から「美幌駐屯地が昭和26年4月8日創立から70周年を迎えました。今後とも美幌駐屯地の隊員皆様方のご健勝をお祈りいたします。
引き続き美幌地方自衛隊協力会をよろしくお願いします」と挨拶されました。
次に司令から「美幌駐屯地の歴史は美幌地方自衛隊協力会とともに歩んできた信頼の証であり、記念碑は、現役及びOB隊員にとって大変な誇りとなり、また新たな歴史の1ページの始まりになります。我々は引き続き厳しい訓練に邁進しあらゆる任務も完遂できる部隊を育成するとともに、地域の皆様方との更なる信頼関係を高めていきたいと思います」と地域への感謝と決意を述べ、記念碑除幕式を終了しました。
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記念碑除幕式 |

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美幌地方自衛隊協力会長 あいさつ |
駐屯地司令 あいさつ |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し式を実施しています。 |
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第5旅団長初度視察
儀仗隊長及び旅団長旗手に連隊初の女性自衛官
令和4年4月4日 |
第6普通科連隊(連隊長 河村1佐)及び第5後方支援隊第2整備中隊第2普通科直接支援小隊(小隊長 保科2尉)は、4月4日(月)、美幌駐屯地において、第5旅団長(鳥海陸将補)の初度視察を受察しました。
旅団長が駐屯地に到着すると、旅団長旗手上番報告が行われ、横山ひな子3曹が連隊では初となる女性自衛官の旅団長旗手に上番しました。
旅団長は駐屯地慰霊碑参拝後、本部庁舎前において、同じく連隊で初となる女性自衛官の久保田侑子3尉が指揮する儀仗隊の儀仗を受けました。
その後幹部挨拶、連隊長による状況報告に引き続き隊内巡視が行われました。
隊内巡視において旅団長は、各執務室等の隊員を激励するとともに勤務状況及び新型コロナウィルスの感染症拡大防止状況を確認しました。
最後に、駐屯地営庭において、連隊全隊員に対し、旅団長訓示が行われ、旅団長は「連隊長を核心として連隊長要望事項である「創意と革新」を全隊員が具現化するとともに、地域の方々及びご家族からさらに信頼される第6普通科連隊としてともに第5旅団の使命を果たしていこう」と訓示を述べ、第5旅団長の初度視察を終了しました。 |

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旅団長旗手に横山ひな子3曹 |
儀仗隊長に久保田侑子3尉 |

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隊内巡視 |
旅団長訓示 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |
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第36代第6普通科連隊長兼日幌駐屯地司令
河村 友則1佐が着任
令和4年3月14日 |
令和4年3月14日(月)、美幌駐屯地において、第36代第6普通科連隊長兼第38代美幌駐屯地司令となり、指揮を執る河村友則1佐の着任行事が行われました。
美幌駐屯地に初登庁した河村1佐は、駐屯地慰霊碑において、駐屯地殉職者隊員12柱の御霊に対し献花を行い、本部庁舎前では、連隊幕僚が連隊長を出迎えました。
その後、駐屯地営庭において、第5旅団長による紹介行事が行われました。
紹介行事後、引き続き着任式を挙行し、河村1佐は着任の辞において、統率方針として「上司要望事項の具現徹底」を、要望事項として「創意と革新」を掲げるとともに、「歴代連隊長及び我々の諸先輩方が堂々と築かれた伝統と誇りを引継ぎ、全身全霊をささげる覚悟で職務に邁進することを誓う」と述べました。
また、美幌駐屯地司令として「信頼と貢献」を要望しました。
美幌駐屯地及び第6普通科連隊は、河村1佐を核心に新たな一歩を踏み出し始めました。 |

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紹介行事 |

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巡閲 |

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着任の辞 |
観閲行進 |
※新型コロナウイルス感染及び感染拡大防止を徹底し行事を実施しています。 |