遭難者を無事救出



ヘリからのピックアップによって救出する様子

黒岳地区行方不明者捜索


 第2師団(師団長 師岡英行陸将)は、12月3日14時05分、北海道知事からの要請に基づき大雪山黒岳における行方不明者を捜索するため部隊を派遣しました。捜索には、第2特科連隊(連隊長 吉永1佐)と第2飛行隊(隊長 岡2佐)が派遣されました。捜索隊長の第2特科連隊第5大隊長伊藤3佐の指揮の下、地上部隊は4日早朝より警察と合わせて総勢41名で行方不明者が発見されるまで捜索活動を実施しました。航空部隊については3日から捜索を開始。日没後も捜索を続けましたが、天候不良のためその日は捜索を打ち切り、翌日の4日早朝に地上部隊とともに捜索を再開し、同日午前8時24分頃、行方不明者を発見、ヘリコプターにより無事に救出しました。

                                                           



1 災害派遣部隊及び派遣規模

 地上部隊

第2特科連隊(旭川駐屯地)
連隊長 1等陸佐 吉永幸男
人員   約30名
車両   小型3両、中型1両、大型2両

2 航空部隊

第2飛行隊(旭川駐屯地)
隊長 2等陸佐 岡 達也
人員   約20名
航空機 観測ヘリ1機、多用途ヘリ1機    

派遣期間
2日間

主な活動内容

地上部隊及び航空部隊による行方不明者の捜索




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