隊の活動状況
平成31年度91式携帯地対空誘導弾集合教育
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は平成31年4月11日から4月25日までの間、真駒内駐屯地及び静内駐屯地(対空射撃訓練講堂紫電館)において、平成31年度91式携帯地対空誘導弾(P-SAM)集合教育を担任・実施した。
 本教育は、P-SAM及びP-SAM(B)の構造・機能、操作要領、整備並びに射撃要領を修得させるとともに、P-SAM指導者の育成を目的として、特科隊員5名のほか、第10即応機動連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊並びに、第11戦車隊の隊員15名が参加した。
 4月16日から27日の訓練では、真駒内駐屯地において、高射特科中隊の対空戦の基礎の教育から始まり、航空機の識別及び基本操作訓練(特性、諸元、構造、機能並びに射撃)を反復演練して、組長・射手としての基礎的訓練を行い、4月22日から26日の後段訓練では、静内駐屯地においてシミュレータ―を活用した実戦的な射撃訓練、教育の集大成たる特技検定を行い、対空戦闘員として必要な識能を修得した。
 教育参加者からは、「改めて対空戦闘の重要性を認識しました。重責を感じます。」との所見があり、教育に真摯に取り組んでいたことを確認した。
 また、4月23日には、副旅団長(永田1佐)の訓練視察を受け、被教育者のP-SAM操作・射撃要領を確認、訓示受けをしたほか、多くの成果を得て、教育を終了した。
基本操作訓練(前段訓練

射撃訓練(前段訓練)

シミュレータを使用した射撃訓練
(後段訓練)
副旅団長による訓練視察