隊の活動状況
令和元年度隊冬季戦技競技会
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和2年2月25日、真駒内駐屯地において、令和元年度隊冬季戦技競技会を実施した。
 本競技会は、隊員の冬季戦技能力の向上を図るとともに、隊員の士気の高揚及び団結を強化する目的で行われた。
 競技会は、15組に対して(各中隊から1名)抽選・指定要員に選ばれた15名が参加をして、各組ごとの順位に応じた点数を付与し、その合計点で中隊の順位を決定する要領で行われた。
 本競技会の特性は、出走順の自由度が高く、作戦によりどの中隊も優勝ができる競技会であり、各中隊はその特性を分析し、綿密な作戦計画により競技会に臨むとともに、積雪量の少なさ、多忙な隊務の中、零細時間等を活用して冬季戦技能力を向上させてきた。
 競技会前に実施された開会式では、平成29年度冬季戦技競技会優勝中隊の力強い選手宣誓のあと、隊長からは、「任務を果たせ」、「安全管理」の要望事項が示された。
 また、競技会当日は晴天に恵まれ、選手達は、中隊の名誉と誇りをかけ、最後まで全力を尽くすとともに、惜しくも選手になれなかった隊員達も、喉が嗄れるまで熱い声援を送るなど、中隊総力での白熱した競技会となるなか、第1中隊が底力を見せ、見事優勝を果たした。
 冬季戦技競技会の実施は、平成29年度以来であったが、各中隊が一丸となり、本競技の目的である「冬季戦技能力の向上」、「士気の高揚」及び「団結の強化」を達成するとともに、多くの成果を得て競技会は終了した。
選手宣誓

各中隊一斉にスタート

中隊の名誉をかけ全力で激走
最後の力を振り絞り滑走する隊員
   
隊長からの優勝旗の授与
優勝した第1中隊