隊の活動状況
令和元年度臨時即応訓練及び幹部任官式
 第11特科隊は、令和2年3月14日、真駒内駐屯地及び同周辺地域において、令和元年度臨時即応訓練及び幹部任官式を行った。
 本訓練及び行事は、令和元年度3等陸尉任官者4名に対し、臨時即応訓練を実施して、幹部としての災害発生時における初動対応部隊の指揮能力の向上を図るとともに、幹部任官式を通じて、幹部としての重責を認識させる目的で行った。
 臨時即応訓練は、0500に状況付与が開始され、災害発生時の呼集伝達、登庁状況の把握、初動対処部隊派遣準備、災害発生想定地域の偵察、広帯域多目的無線を活用した偵察結果の報告、護国神社から駆け足での帰隊、負傷者のトリアージ及び搬送等を行うとともに、集まった多くの特科隊員が見守る中、負傷者搬送等により低下した体力・気力を振り絞り、各人が幹部自衛官としての決意表明を行い、幹部自衛官としての重責の自覚及び使命に対する強い信念を養った。
 訓練終了後は、西体育館において、幹部任官式を行い、真新しい幹部用制服に身を包んだ4名が副隊長から3等陸尉の階級章を受領し、幹部任官申告を実施するとともに、4名が声を揃えて溌剌と幹部自衛官の心構えを宣誓して、初級幹部としての第一歩を踏み出した。
班長を掌握する初動小隊長(左)

護国神社から駆け足で駐屯地へ帰隊

要救助者の搬送
幹部自衛官としての決意表明
   
階級章に授与
幹部任官者4名との記念撮影