隊の活動状況
第136期陸曹候補生課程履修前教育総合訓練
  第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年11月15日から12月11日までの間、第136期陸曹候補生課程履修前教育を実施中のところ、12月5日から6日の両日、北海道大演習場西岡地区において、陸曹教育隊入校前の準備の集大成として、方面衛生隊を含む陸曹候補生5名に対する総合訓練を行った。
 本訓練は、小部隊の指揮官としての状況判断能力及び指揮能力について、教育間に積み上げてきた成果を確認する目的で行われ、隊長、教育隊長、最先任上級曹長、各中隊長、北部方面衛生隊第101野外病院隊長並びに、各中隊等先任上級曹長等が視察するなか実施した。
 5日、各候補生はそれぞれの職務が与えられ、小隊命令を受領後、前衛分隊の行動に引き続き、集結地の占領、斥候としての偵察活動を行うとともに、集結地において、偵察結果を報告して、砂盤による戦闘指導及び予行を行った。
 6日の早朝からは、陸曹候補生が指揮を執り、分隊として勇猛果敢に敵陣地を攻撃して目標を奪取する等、本教育で培った知識・技能を最大限発揮して、見事任務を完遂した。
 総合訓練終了後、隊長から「初級陸曹となる資質は十分に所持している、百尺筆頭に一歩を進める今の気持ちを忘れず、引き続き入校へ向けて頑張ってもらいたい。」と訓示を受け、陸曹候補生らは、達成感を感じるとともに、自らの課題を見つけ、入校への気持ちを新たにした。
ほふくにより前進する隊員達

勇猛果敢に突撃

隊長による訓示
総合訓練終了後の記念撮影