隊の活動状況
令和元年度演習場秋季定期整備
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年11月5日から15日までの間、北海道大演習場等において令和元年度演習場秋季定期整備を行った。
 本演習場整備は、作戦運用の実効性向上に資するとともに、訓練基盤の充実を重視して、演習場の道場化を推進する目的で実施された。整備は、島松地区二翁台凹地における射撃支障木の伐採、観測所整備、真駒内第二射場整備、弾着区域整備(不発弾捜索・防火帯整備)と多岐にわたったが、「万事作戦」を基準に、建制を保持した編成により、確実な命令・指示・監督の下、効率的かつ安全に実施した。
 また、隊務の総合一体化の取り組みとして、射撃中隊による野外炊事を行い、中隊が独立して行動するために必要な兵站能力を向上させるとともに、隊長及び最先任上級曹長による意見交換会(昼食会)を行い、隊員の心情把握と士気の高揚を図った。
 本演習場整備間、不発弾捜索など危険を伴う任務もあったが、万全な安全態勢の下、一件の事故もなく整備を進め、11日の隊長点検及び12、13日の旅団点検をもって全ての整備を終え、任務を完遂した。
停弾面の補修(第二射場整備)

側面の整備(第二射場整備)

射撃支障木の伐採(二翁台整備)
射撃支障木の運搬(二翁台整備)
   
射撃支障木のしゃ下(二翁台整備)
班員に対する企図の徹底
   
不発弾捜索
野外炊事訓練
   
意見交換会(昼食会)
旅団点検