隊の活動状況
令和元年度特科隊実射検閲
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、令和元年8月30日、矢臼別演習場において、令和元年度特科隊実射検閲を受閲した。
 本実射検閲は、実射の精度及び速度について旅団から評価を受けるものであり、隊長要望事項「全弾命中」のもと、特科隊全隊員が一丸となり臨んだ。
 これまで、3回にわたり実射練成訓練を行ったが、今年度から運用を開始したFADACの戦力化を進めるとともに、射撃審査、非実射連携訓練、観測訓練等様々な訓練を重ね、今年度最大の目標である射撃精度・速度100%に向け、様々な工夫と努力を行ない、これ以上にないほど練度が高まった。
 また、検閲間は、火砲の不具合等による不発射もなく、整斉円滑な射撃を実施して、旅団の火力戦闘部隊としての実力を十二分に発揮した。これは、日頃の訓練の積み重ねと隊員が心を1つにして、検閲に臨んだ成果であり、全隊員が誇りを胸に検閲を終え、任務を完遂した。
検閲に先立ち行った隊長訓示

必通の信念を持って有線構成する通信小隊

射撃指揮班による的確な射撃指揮
ヘリコプター(UH-1)からの空中観測射撃
   
弾薬準備する砲班
弾先に熱い想いを込め射撃