隊の活動状況
令和元年度第2中隊実動検閲
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年7月9日から7月12日までの間、北海道大演習場(島松地区)において、第2中隊実動検閲を行った。
 本検閲は、受閲中隊の訓練成果を評価するとともに、その進歩向上を促す事を目的として、防御を実施する、第18普通科連隊に直接的に協力する射撃中隊として、戦況の推移に基づく状況判断、決心及び指揮を、防御準備から火力戦闘まで一連の行動をもって検した。
 第2中隊は、9日1000から11日0731までの間、綿密な作業行程に基づき、斉々とした築城により、防御準備を概成させ、11日午後からは、火砲の広域分散と頻繁な小移動及び堅固な築城の併用により、健在性を保持するとともに、第一線部隊の状況に即応した火力調整を行い、情報、火力及び機動を連携させ、戦闘の終始にわたり火力戦闘を行った。
 検閲間は、寒暖差の激しく厳しい環境であったが、中隊長(千葉3佐)を核心として、これまでの練成成果を遺憾なく発揮して、与えられた任務を完遂した。
中隊長による命令下達

対空を意識しつつ陣地進入

油圧ショベルを使用した築城
土嚢を積み上げ強固な築城
   
車両による有線構成
中隊指揮班による射撃指揮
   
警急分隊予行
対空戦闘(P-SAM)
   
対空戦闘(HMG)
第一線部隊との火力調整