隊の活動状況
令和元年度第2回夏季隊集中訓練
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年6月14日から22日までの間、矢臼別演習場において、令和元年度第2回夏季隊集中訓練を行った。
 16日から18日は、99式自走155ミリりゅう弾砲による実弾射撃を行い、各機関の連携、射撃精度・速度の向上ついて練成した。
 射撃間は、季節外れの寒さや、風雨に見舞われ、厳しい条件下での訓練となったが、副旅団長視察を受けるとともに、隊員それぞれが、訓練目的を達成し、隊の射撃練度を向上させた。
 19日から20日は、第1中隊実動検閲を行い、訓練練度を評価するとともに、その進歩向上を促すほか、第1中隊は、中隊長(西本3佐)を核心として、これまでの練成成果を遺憾なく発揮して、与えられた任務を完遂した。
 また、各中隊には、訓練基盤を付与し、各中隊長計画による訓練を実施させ、小隊以下の訓練練度を向上させた。
 本訓練は、真駒内駐屯地から矢臼別演習場間の長距離機動も含めて、一件の事故もなく、数多くの教訓と成果を得ることができ、令和元年度第11特科隊実射検閲受閲の基盤を確立した。
空中観測射撃における斉射

特科実弾射撃

副旅団長による訓練視察
命令・号令を伝達する射撃指揮班
   
統裁官訓示を受ける第1中隊
(第1中隊実動検閲)
演戦車隊との火力調整を行う第1中隊長
(第1中隊実動検閲)
   
機動力を活かし迅速に陣地変換
(第1中隊実動検閲)
砲弾落下による傷病者への救急処置
(第1中隊実動検閲)
   
気象班による放球訓練(中隊訓練)
管理小隊での野外炊事(中隊訓練)