隊の活動状況
令和元年度第1回夏季隊集中訓練
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年5月19日から24日までの間、北海道大演習場(島松地区)において、令和元年度第1回夏季隊集中訓練を行った。
 本訓練は、隊の特科実弾射撃及び夜間の車両行進の練度向上を図るとともに、各中隊の戦術行動を演練し、小部隊の防御戦闘能力を育成した。
 20日は、二翁台凹地において、演習場春季定期整備における支障木の伐採により特科射撃陣地を拡大した場所を使用して、今年度初となる特科実弾射撃により、特科隊実射訓練検閲に向けた基礎を確立した。
 21日から22日は、防御における戦術行動について各中隊計画による中隊及び班・小隊訓練を実施するとともに、陣地の占領、第一線救護等を演練課目として行い、部隊の基本行動及び隊員の基礎動作を徹底した。
 また、22日の夜間における隊の行進訓練では、適切な行進発揮、行進隊形・速度の維持等により、基礎となる部隊の練度を向上した。
 訓練間、特科隊の士気は高く、隊員一人一人が任務・役割を考え行動して、実り多い訓練となった。
作戦会議による認識の統一

有線班による車両構成

気象班による放球
射撃指揮班による射撃指揮
   
実弾射撃
射撃の観測
   
築城(火砲掩体構築)
警救分隊による陣地防護
   
第一線救護
野外炊事