隊の活動状況
令和元年度演習場春季定期整備
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、令和元年5月7日から15日までの間、北海道大演習場等において令和元年度演習場春季定期整備を行った。
 本演習場整備は、島松地区二翁台凹地における支障木(実弾射撃に影響を及ぼす樹木)の伐採をはじめ、、観測所整備、真駒内第二射場整備並びに弾着区域整備(不発弾捜索・野焼き)の一部を実施して、訓練基盤の充実及び長期安定使用に寄与するとともに、実戦的な訓練ができる演習場の整備を目的として、「万事作戦」を基準に、確実な命令・指示により整斉と整備を行った。
 演習場整備間は、隊務の総合一体化の取り組みとして、実戦編成を基準に整備を進めるとともに、あらゆる機会を活用した服務指導の実施と、意見交換会における部隊の伝統継承及び、兵站能力の向上を目的とした野外炊事等を行い、強い部隊・健全な隊員の育成を図った。
 11日には、方面総監による島松地区二翁台凹地特科陣地における、支障木の伐採の状態について現地指導いただくとともに、旭ヶ丘宿営地において、方面総監、旅団長、副旅団長、旅団幕僚長並びに、方面最先任上級曹長を招聘して意見交換会を行い、隊員の心情把握に基づく親身な服務指導、部隊の団結の強化を図った。
 また、整備間は、支障木の伐採、不発弾捜索等、危険を伴う任務であったが、万全な安全態勢のもと任務を遂行するとともに、12、13日の隊長隊長点検及び15日の旅団点検をもって全ての整備を終え、任務を完遂した。
安全教育

第二射場整備

支障木の伐採
野焼き
   
野外炊事訓練
旅団点検