隊の活動状況
平成30年度演習場秋季定期整備
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、平成30年11月4日から11月8日までの間、北海道大演習場において平成30年度演習場秋季定期整備を行った。
 本演習場整備は、訓練基盤の充実及び演習場の長期安定使用を図ることを目的として行われ、島松地区においては不発弾捜索、防火帯整備、10号道、観測所並びに真駒内第2射撃場、駐屯地弾薬庫の整備を早朝から日没まで隊全力で行った。
 演習場整備担任区域は、身の丈以上に成長したすすきが多く作業に時間を要した。また、真駒内射場地区の第2射撃場では、春季に整備した停弾面が崩落して、施設隊と協同で大規模な作業をすることとなったが、隊員は「自らの道場を自らの手でしっかりと整備する」という気概を持って整斉と整備を行った。
 この間、11月5日及び7日、各中隊の整備担任区域において、隊務の総合一体化施策の一環として「パワーランチ」を実施して、その中で、各中隊の先任上級曹長が司会を務め、隊長及び副隊長が、中期実員管理、勤務環境整備及び物品の愛護等をテーマに異任の実情や隊舎の物品の使用における心構えなどについて解説するほか、隊員達はそれぞれの内容について理解を深めるとともに異任に関する質問や生活環境の改善に対する意見・要望が出され、有意義な懇談となった。
 演習場秋季定期整備期間中は1件の事故もなく、11月7日の隊長点検及び11月8日の旅団長点検をもって全ての整備を終え、隊は任務を完遂した。
弾着区域の不発弾捜索

防火帯の整備

島松地区の10号道整備
真駒内第2射撃場の整備
   
昼食を食べながらの懇談会
隊長による整備状況の点検