隊の活動状況
平成30年北海道胆振東部地震に係る災害派遣
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、平成30年9月6日未明に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」に係る災害派遣で9月15日から17日の間、苫小牧市の西港北埠頭において給食支援を行なった。
 本支援は、「苫小牧西港に停泊中の防衛省のチャーター船舶「はくおう」」に入浴をするため来訪した被災者に対して、出来立てのザンギとおにぎりを提供するもので、同船舶の近傍に設置した天幕内で、数種類の味のザンギの準備、おにぎり、ザンギを小さくしてお歳を召した方、子供に配慮して調理し、3日間で延べ1050食を提供した。
 食事をされた方からは、「大変おいしく、優しいザンギでした。また食べたいです。」「嬉しくて涙が出ます。本当にありがとうございました。」 「自衛隊の方がそばに居ると安心します。」等のお礼のコメントを頂いた。
 給食支援任務を終了した隊員は、18日朝、無事に真駒内駐屯地へ帰隊した。
給食支援隊の駐屯地出発
(9月15日 真駒内駐屯地)

調理場の設置
(9月15日 苫小牧西港北埠頭)

おにぎりの調理
(9月15日 苫小牧西港北埠頭)
ザンギの調理
(9月15日 苫小牧西港北埠頭)
   
船内で出来立てのザンギとおにぎりを提供
(9月16日 はくおう船内)
ザンギとおにぎりを受け取り喜ぶ子供
(9月17日 はくおう船内)