隊の活動状況
平成30年度新隊員特技課程及び一般陸曹候補生後期教育総合訓練
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、平成30年9月13日、北海道大演習場西岡地区において、平成30年度新隊員特技課程及び一般陸曹候補生課程後期教育総合訓練を行った。
 本訓練は、新隊員後期教育の集大成であり、約3カ月間にわたる教育の成果を確認する目的で行われた。
 新隊員は、区隊長の命令下達後、陣地の選定、火砲の陣地進入から射撃までの一連の行動を行い、隊長、教育隊長、各中隊長、最先任上級曹長、各中隊先任上級曹長が見守る中、基本に忠実かつ各地図に各種動作を実施し遺憾なく教育の成果を発揮した。
 総合訓練終了後、「教育開始式の時に比べ、自衛官らしい良い目つきになってきた。教育後は自信を持って部隊に行って欲しい。」と隊長訓示を受け、新隊員の顔に充実感がみなぎっていた。
 その後、新隊員に対して、第10普通科連隊(火力支援中隊三浦3佐以下)の隊員による120mm迫撃砲の訓練展示が行われ、新隊員達は、じ後取り扱うであろう火砲の概要を把握して配置が予定されている部隊の資とした。
 新隊員は9月18日の教育修了式の後、第10普通科連隊及び第11特科隊に配置される。
訓練開始前に円陣を組んで「気合入れ」

JM2コンパスを使用し陣地を選定
(写真手前 保岡2士)

155ミリ自走りゅう弾砲を陣地へ誘導
(左から 保岡2士 法島2士)
資材のしゃ下
(左から 榊原2士 手島2士 奧山2士)
   
コリメータを照準手と連携して迅速・確実に設置(手島2士)
第10普通科連隊の隊員による訓練展示