隊の活動状況
平成30年度小樽市総合防災訓練
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、平成30年8月31日、小樽市の厩(うまや)岸壁において実施された平成30年度小樽市総合防災訓練に参加した。
 訓練は、地震による土砂災害により交通障害及び負傷者が多数発生するという想定で警察、消防及び災害駆けつけ隊(ボランティア団体)との合同で行われ、被災状況の偵察のための自衛隊のオートバイ(偵察用)の派遣、災害駆けつけ隊が土砂の排除を行ったのち、自衛隊主力が警察の誘導により災害現場への進入し、人命救助セットを使用した事故車両からの負傷者の救出及び搬送を行った。
 自衛隊が行った負傷者の救出は、素早く災害現場へ器材を搬送・使用して、班長(本部管理中隊 川上2曹)の自衛官らしい的確な号令・指示のもと、救出の障害となる箇所の鉄骨切断後、行われた。
 また、本訓練を通じて、関係機関との連携の強化、市民の防災意識高揚に寄与する等、今後の資となる成果を得ることができた。
多数の関係機関が参加

警察車両の先導により救出現場付近に向う
オートバイと中型車両

救出現場の偵察に向うオートバイ
災害現場で素早く器材を準備する隊員
   
スプレッダーで障害物(鉄骨)を切断
救出した負傷者の担架搬送