隊の活動状況
平成30年度旅団観測者集合訓練
 第11特科隊(隊長 髙山1佐)は、平成30年6月12日から19日の間、真駒内駐屯地、北千歳駐屯地及び矢臼別演習場において、平成30年度旅団観測者集合訓練を行った。
 本訓練は「情報と火力の連携」の実効性を高めるため、旅団隷下の部隊の各情報収集部隊要員に対し行われ、第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第11戦車大隊及び第11偵察隊から15名の隊員が参加した。
 訓練は当初、真駒内駐屯地において射撃の基礎や射撃の観測に関する基礎的事項の教育を行い、じ後、矢臼別演習場において自己位置・目標位置の決定要領、第5特科隊の実射において弾着の景況を研修し、その後、北千歳駐屯地の観測シミュレータを用いて、射撃要求、射弾の判定及び修正を演練した。
 訓練最終日には、統合火力誘導の概要の教育を行った。
 19日の修了式では、隊長から「本訓練はここで終わりではなく、原隊で普及すること」と訓示され、訓練を修了した。

当初行われた基礎的事項の教育
(13日 真駒内駐屯地)

射撃の観測
(15日 矢臼別演習場)

自己位置・目標位置の決定
(15日 矢臼別演習場)
シミュレータ訓練
(17日 北千歳駐屯地)
   
 
統合火力誘導の教育
(18日 第11特科隊)
訓練修了式での隊長訓示
(19日 第11特科隊会議室)