隊の活動状況
令和3年度演習場秋季定期整備
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和3年11月4日(木)から10日(水)までの間、北海道大演習場島松地区及び真駒内射場地区において、令和3年度演習場秋季定期整備を行った。
 本演習場整備は訓練施設等の整備及び弾着地域清掃の一部を実施し、訓練基盤の充実を図る目的で行われ、北海道大演習場島松地区では、火砲陣地の拡幅、溜ますの整備、観測所整備、弾着地域での不発弾捜索等を行い、真駒内射場地区では、第2基本射場の維持整備を行った。
 本演習場整備間、若年隊員を作業の長とした指揮・指導、施設機材特技保有者による整地作業、陸自クローズ系クラウドシステムの活用、広帯域多目的無線機の機能による報告などを行い練度を向上させた。
 また、真駒内第2射場の停弾面整備の場を活用し、各射撃中隊対抗での「廃弾回収競技会」を行った。これは、令和3年4月に実施した特科隊基本基礎競技会以来、久々の競技会であったため、各隊員の競争心が高揚し演習場整備が熱気あふれる競技の場となり盛りあがりをみせた。
 演習場整備間は、隊長要望事項「部隊・隊員を掌握し合理的効率的に運用せよ」「予測して排除せよ(自らそして周囲と力を合わせて)「心と体の健康管理」「上下左右の連携」に基づき、柔軟な部隊運用を行うとともに隊員一丸となって整備を行い、一件の事故もなく任務を完遂した。

施設機械操作特技保有者の練成

不発弾捜索

不発弾捜索前の安全教育
防火帯整備
   
真駒内第2射場の整備
火砲進入路の整備