隊の活動状況
令和3年度第2回隊訓練
 隊(隊長廣岡1佐)は6月27日(日)から7月8日(金)までの間、北海道大演習場(島松地区)において、令和3年度第2回隊訓練を実施した。
 本訓練では、実射検閲受閲に向け、今年度最初の隊実射練成のほか、砲班競技会及び火砲整備競技会を行うとともに、第1・2中隊訓練検閲を行った。
 実射練成においては、各火砲の特性を把握するための射撃のほか、旅団の作戦・戦闘における、特科隊主力をもって火力発揮する場面を想定した訓練を行った。
 競技会においては、各射撃中隊の砲班計9コ班が参加し、陣地の偵察・占領を課目とした砲班競技会、火砲の故障箇所を探求する火砲整備競技会を行い、所望の練度向上と、隊員の士気の高揚を図ることができた。
 第1・2中隊訓練検閲においては、旅団の作戦・戦闘における普通科連隊に協力する特科中隊として、中隊長の部隊運用指揮、健在性を保持した特科中隊の基本的行動、隊員の基礎動作について検した。第1・2中隊ともに、中隊長の指揮の下、整斉円滑な陣地進入、敵先遣部隊に対する火力発揮、あらゆる困難を克服して任務を完遂した。
 隊は本訓練を通じて所望の成果を収めるとともに、今後の練成の資を得て訓練を終了した。
火砲整備競技会

陣地の偵察

陣地への進入・誘導
陣地進入後の射撃
   
小移動後の射撃
待機位置で待機する砲班