隊の活動状況
平成27年度第2回旅団射撃競技会
11月25日
  隊は、平成27年度第2回旅団射撃競技会に参加して、実戦的な各種状況下における射撃を演練し、個人携行火器の射撃練度向上を図った。
  選抜された25名の選手は、隊の代表としてプライドを持って競技に参加した。
競技参加者のコメント(至近距離射撃成績上位者)
本部管理中隊 川崎2曹

  当初、私は至近距離の射撃という事で当たって当然という気持ちがあった。しかし、実際射撃をしてみると狙っている所より下に弾痕があったりと、なかなか思った通りの射撃が出来ず、練成不足を痛感した。至近距離射撃は従来の射撃に比べ、迅速に射撃することが求められ更に至短時間に効果的な複数の命中弾を得て敵の早期無力化を図ることが求められるため隊員1人1人が基本射撃のみならず、応用射撃の練度向上が必要だと感じた。
第2中隊 田川3曹

  今回、旅団射撃競技会に参加させていただき、自身の射撃能力を再確認することができました。今回の結果に驕ることなく、いかなる状況下においても自己の能力を発揮できるよう更に邁進していきます。
第1中隊 阿部士長

  私は今回、至近距離射撃の部で競技会に参加しました。1回目に比べ弾倉交換を迅速に行う事ができ、点数も上がりました。射撃は、自衛官としての基礎的な能力であり、常に練度向上に努めなければなりません。引き続き演練し、他の隊員に刺激を与え、隊の射撃能力の向上に寄与したいと考えています。
競技参加者のコメント(新所属隊員)
第3中隊 北村1士

  至近距離射撃の競技会に初めて参加し、射撃の難しさを痛感しました。外から見ていると簡単そうに見えたのですが、いざ自分でやってみると思ったより時間がなく、弾倉交換を迅速に行うことの重要性がわかりました。今回は納得いくような成績が出なかったのでまた参加できる機会があれば再度挑戦したいです。
競技参加者のコメント(拳銃射撃成績上位者)
隊本部 第3科長 井上3佐

  結果を聞いて驚きましたが、射撃予習の成果が実ったものであると確信しています。しかし、本競技会において特科隊が表彰の場に上がれなかったことが、作戦幕僚として最大の心残りでした。次年度は、小火器射撃はもちろん、職種の最大の存在価値である火砲の射撃の精度・速度の向上にも全力を尽くす所存です。
競技参加者のコメント(退官前、現役最後の競技会参加者)
隊本部 衛生運用幹部 村田3佐

  旅団射撃競技会に参加した。現役最後の競技会参加と拳銃射撃であった。射撃線に入り集中力を高め、しっかりと姿勢をとり、照準を定め、撃発。結果はさておき、悔いのない射撃が実施できた。