隊の活動状況
平成27年度第一線救護訓練(基礎技術)
4月22日~24日
   隊は、平成27年度第一線救護訓練(基礎技術)を実施し、第一線救護に必要な隊員の基礎技術、特にロープ技術について理解させるとともに、技能の向上を図り、登はん技術に必要な基礎的識能を概ね理解させた。
  指導部(山田1曹)による訓練塔を利用したアンカー構成の説明
(ロープを固定する際に2本のロープを使用し角度を調整することで、荷重を分散させロープの傷みを防止する。)
   身体のみによる懸垂下降訓練(肩がらみ懸垂、応急懸垂)及びカラビナを使用した座席下降を緩斜面と中斜面及び70度と80度の訓練塔を使用して実施した。
肩がらみ懸垂

 肩にロープをからめて身体のみで降下する訓練
  座席懸垂

ロープとカラビナを使用した下降訓練
  訓練塔(B塔70度壁)を使用した座席懸垂による下降実習
上体は垂直に保ち、ルート及び下降地点をしっかり見ながら下降する。
    訓練塔A塔最上部から高さを確認した後、高所からのリペリング訓練を実施
    降下技術とともに、高所における恐怖心に打ち克つ精神力の強さも必要である。