隊の活動状況
幹部自衛官任官行事
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和3年3月13日(土)、真駒内駐屯地において、幹部自衛官任官行事を実施した。
 本行事は、令和2年度幹部自衛官任官者(以下「任官者」という。)2名に対し、幹部自衛官任官式の中で、即応点検の場面を設定して、災害発生時等における初動対処部隊等小部隊指揮官としての指揮能力の向上、そして幹部自衛官としての重責を自覚させる契機とする目的で行った。
 即応点検の場面では、特科隊の隊区担任地域で遭難者が発生し、連絡幹部を派遣するという状況のもと、0530に状況を開始して、非常呼集により、部隊へ登庁し、派遣命令を受け、班員を掌握、車両への積載物品の確認及び派遣準備を完了させ災害発生地域へ前進する一連の流れで実施した。 
 災害発生地域到着後は、周辺の偵察、負傷者・遭難者の発見、負傷者の応急処置、補助担架による搬送を行うなどの行動を集まった特科隊員が見守る中、体力・気力を振り絞り、救助を完了して、任務完了報告とともに幹部自衛官としての服務の宣誓を行った。
 その後、真駒内駐屯地西体育館において、隊修親会員(幹部一同)及び各中隊の有志が見守るなか、階級章の授与、隊長からの激励、幹部自衛官任官申告及び幹部自衛官としての決意表明等を行い、任官者2名は明るく、はつらつと幹部自衛官としての第一歩を踏み出した。
派遣準備完了報告

遭難者発見

補助担架搬送
幹部自衛官としての服務の宣誓
   
幹部自衛官任官申告
任官者による決意表明