隊の活動状況
令和2年度隊冬季訓練
 隊(隊長廣岡1佐)は、令和3年2月20日(土)から2月23日(火)までの間、北海道大演習場(島松地区)において、令和2年度隊冬季訓練を実施した。
 本訓練は、積雪寒冷の状況下において、戦闘行動を遂行できる練度を維持・向上させる目的で行われ、旅団の陣地攻撃における特科隊の行動について1夜2日の連続状況下のなか、10式雪上車及び軽雪上車を使用した陣地の偵察及び占領、警戒・自衛戦闘、非実射連携訓練のほか、宿営及びスキー機動を行った。
 中隊訓練では、山地におけるスキー行進及び雪上車を使用したジョーリングにより、冬季機動能力の練度を向上させるとともに、冬季の特性に応じた射撃陣地への進入、気温及び雪質を考慮した射撃陣地の築城、また、中隊陣地における警戒組織の構成等を行い、自衛戦闘能力の向上を図った。
 訓練最終日には、各中隊が創意工夫した施設等を相互に研修し、多くの知識や技術を共有する実りの多い訓練となった。 
重装備による山地機動

配置間もない幹部候補生によるスキー行進

軽雪上車による陣地偵察
10式雪上車でのジョーリング
   
99式自走155㎜りゅう弾砲の陣地占領
自衛警戒戦闘訓練